小林 孝郎(教授)

研究室

現在研究室の院生メンバーは12人です。本年度は、博士後期課程に6名、後期課程に6名が在籍しています。研究室の博士前期課程演習授業では、それぞれの研究の進行に従って発表、質疑、討論などを行い、そこから次の研究目標を定めて前へ進んでいき、論文や発表の実現へと繋げていくようにします。
博士後期課程の学生は、目標を学会発表と論文完成に定めて準備を進めています。いつもは教室でのゼミが多いのですが、例年休暇中に研究を深めるための合宿を開催しています。

2018年度 ゼミ(教室)

2018年度 ゼミ(教室)

2018年度 箱根(合宿)

2018年度 箱根(合宿)

2018年度 同左

2018年度 同左

院生の研究テーマ

過去に修了したゼミ生の研究テーマ(2014年度~)は次のとおりです。

-前期課程(修士課程)修了者-

2017年度

・日常生活における文体の混用に関する研究 ・日本のアニメが中国の日本語学習者に与える影響-役割語を中心として-
・感謝表現「ありがとう」に対する応答表現について-日本語教育における指導の視点から-
・JSLとJFLの特徴に影響を与える要素の研究-中国人日本語学習者を対象として

2016年度

・アニメによる文化
・言語融合型日本語教育の実現可能性
 -アニメーション映画『秒速5センチメートル』をモデルにして-
・自然な日本語会話に近づく会話授業-中国の大学における日本語会話授業の現状と課題-
・大学間連携による留学生支援が短期留学生不安の軽減に果たす効果にかんする考察
・日本語学習者動機づけの変化に関する研究-中国人留学生を対象として-

2015年度

・「終助詞」に関する考察-「よ」の用法分析を中心に-

2014年度

・非漢字圏日本語学習者のための字形学習法
-漢字導入に焦点を当てた視覚形態分析と組み合わせコード化の試み-

私の研究テーマ

現在、「Self-Learning Surface for Learning Kanji」という非漢字圏日本語学習者に向けたWebアプリケーション上で自律行動型の漢字字形学習ができるソフトウェアを開発しています。また、「日本語教育と日本文化」や「外来語と外行語」「縮約形」などを対象として、現代語の諸相を分析する研究を進めています。