台湾の樹人醫護管理專科學校で専任教師として日本語を教えています

黄 麗芬 さん

現在、台湾の南部にある『樹人醫護管理專科學校 應用日語科(応用日本語学科)』で専任教師として日本語を教えています。

台湾の専科学校は五年制(日本の高校一年、二年、三年と大学一年、二年)で、日本の短期大学にあたります。

日本語学科を選んだ学生は殆ど日本のドラマやアイドルに興味を持ち、この学科を選んで入ってきます。

入った時点では、「ひらがな」も知らなかった学生が卒業までにN1(日本語能力試験1級)をとるということも決して少なくありません。

部活で日本文化を教えることもあります

部活で日本文化を教えることもあります

日本語学科の卒業要件は、日本語能力試験N2に合格することと、日本語で「卒業公演」をすることです。

「卒業公演」は一種の演劇で、ストーリー、台本、舞台装置、演劇用の道具など全て学生自身が考え、一年間かけて練習した結果を学校内で発表するものです。

わたしにとって非常にプレッシャーの高い授業ですが、いい思い出になるものでもあります。

2001年に拓殖大学大学院 言語教育研究科 日本語教育学専攻を修了後、帰国して北部で7年間、南部で3年目に入って、既に10年間日本語を教えてきましたが、まだまだ勉強不足と自分でも感じることが多々あります。これからももっと学生のために努力していきたいと思います。

卒業公演の宣伝のために撮った写真です。2011年3月に発表する予定です。

卒業公演の宣伝のために撮った写真です。
2011年3月に発表する予定です。

このクラスの担任になっています。もうすぐ卒業ですが、殆どの学生がN2を持っていて、今年の12月にはみなN1に挑戦します。

このクラスの担任になっています。
もうすぐ卒業ですが、殆どの学生がN2を持っていて、今年の12月にはみなN1に挑戦します。