明生情報ビジネス専門学校の専任講師として日本語教師養成科で教えています

北琢磨さん(明生情報ビジネス専門学校 専任講師)

私は2011年に博士前期課程を修了しました。修了後は国内の日本語学校で非常勤講師として日本語を教えはじめ、その後別の学校で常勤講師として働きました。授業はもちろん、試験作成、進学指導、生活指導、シラバス作成、教材作成などを経験していく中で後輩日本語教師に教える業務がでてきたことで、養成講座に興味を持ち、今の職場に移りました。

現在勤めている学校には留学生も、日本語教師になろうと考えている日本人もいて非常に楽しい学校になっています。 日本語学校での日本語授業は外国人留学生に対して、大学院で得た知識・経験を生かし、実践することができ非常に有意義なものとなりましたし、 今の職場では大学院での授業を受けたからこそ、できるものだと思っています。

大卒と民間の養成講座だけで日本語教師の資格になることは日本語教育学を専攻とする予定の皆さんには大学院の授業が不要かと思ってしまう節があるかもしれませんが、私は違うと思います。大学院で受けた授業、自分が調べた研究、教授に指摘された数々の事柄は実際の授業をより質の高いものに昇華させることができます。 研究者の道を歩むのか、教師の道を歩むのかは分かりませんが、ぜひ勉強・研究をしていってほしいと思います。

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