アメリカ・セントラルワシントン大学現地報告ESL(英語学校)からレギュラー(大学)へ挑戦英米語学科 3年 大畑広夢さん◆ESLから大学へ ー 異例のステップアップ
この写真は僕が今取っているPolitical Geographyという授業で、プレンゼンテーションをする僕のグループのメンバーと先生(一番左)で取りました 僕は去年9月から拓殖大学の長期留学プログラムで、アメリカのセントラル・ワシントン大学で勉強しています。 3年生の後半になぜ半年間も留学?と思われるかもしれません。就職活動は3年生の冬から始まりますからね。 実際、多くの学生が2年生の後半に半年留学に出かけます。しかし、僕はあえてこの時期を選びました。この長期留学を英語学習の最終ステップとして組み込みたかったからです。 同学年の沢山の友達がすでに長期留学を経験していたため、彼らに長期留学、特にこのセントラル・ワシントン大学での学習についての情報をたっぷりもらいました。 僕は、この半年間に可能な限りレベルの高いプログラムを取ろうと考えました。その結果、精一杯背伸びして立てた目標は、最初の秋学期でESL(英語学習)プログラムで最もレベルの高いLevel5に行き、冬学期で大学のレギュラー生になることでした。プチ自慢になりますが、これが実現すれば、英米語学科の某教授によると過去に前例の無い「偉業」だったそうです。 そして今、予定通ESLを秋学期に卒業し、レギュラー生として現地大学生と共にセントラル・ワシントン大学の正規のクラスで勉強しています。努力と運の賜物ですが、粘り強く大学側と交渉した結果と言えるでしょう。固く閉ざされていたドアをこじ開けた感じです。 ◆ハードなプログラムにも充実感あり 英語の勉強は、ESLでも最初はきつかったですが、文法などは簡単で、テストを除けばそこまで追い込まれることもありませんでした。むしろここに来る前の英米語学科3年のReadingのクラスなどは長期留学を終えた学生のレベルに合わせていたので、その時の授業の方が余程難しかったくらいです。「この時期にわざわざアメリカまで来て、なんでこんな簡単なことをやっているんだ!」と歯痒い思いをしたこともありました。 ESLは英語学習を目的としたコースです。ESLのクラスでアメリカ人は先生だけで、学生は全員留学生です。授業も英語そのものを学ぶための教材がほとんどです。聴き取れなかったり分からなかったりしたことがあれば、授業中に何も気にすることなく先生に聞けます。 しかしレギュラー大学クラスでは皆がアメリカ人で、その大学の教科を学ぶのが目的なので、話を聴き取れるのは当たり前です。専門的なことでない限り授業中に英語そのものの意味を聞くなどは皆の足を引っ張ることになるので、自分で調べるか、授業外で誰かに聞かなければなりません。ディスカッションもESL以上に頻繁にあります。 課題に関しては、今取っているクラスとESLの時のクラスでは量も難しさも全く比べものになりません。ESLの時は文法のプリント1枚と教科書3,4ページのリーディングなどが宿題でしたが、今は一つの教科で教科書20ページ以上、Black Boardでそれに関したクイズとリサーチ、エッセイなどが毎週のように出ます。その課題を終わらせるだけで精一杯で、授業後も週末も遊ぶ暇はほとんどありません。 ◆アメリカの大学ならではのユニークな講義 しかし自分はアメリカの大学に遊びに来たわけではないので大満足です。僕が取っているすべての科目は、自分の将来のために必要なものを考えて選んだので、非常に興味があり、学ぶことがたくさんあります。その中のFashion Industryというクラスでは、実際にマネキンを使ってショーケース内をグループで飾ってプレゼンを行います。Cross Country Skiingクラスはアメリカならではのユニークな授業で、毎週近くの山などに行き、クロスカントリースキーを楽しみます。 このように、ESLに比べてとても難しく、あまり遊ぶ余裕もありませんが、自分の本当に学びたいことを現地アメリカ人と英語で勉強でき、僕は本当に有意義な留学生活を過ごしていると思います。アメリカは不可能を可能にしてくれる国だと言う事が実体験できました。 ESLを卒業しレギュラー大学生になるにあたって、いろいろな不安と問題もありましたが、サポートしてくれた拓殖大学、国際課の方々、アドバイスしてくれた英米語学科の友達に本当に感謝したいと思います。 |
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