2008サラマンカ大学短期研修・参加体験報告集
拓殖大学の留学プログラムの一つであるサラマンカ大学短期研修は、2年時の夏休みの約1ヶ月(8月)を利用して、スペインのサラマンカ大学で言語や生活習慣を学びます。宿泊は、現地家庭でのホームステイで、異文化体験学習の絶好の機会となっています。研修終了後は、「海外語学研修」として4単位が卒業単位として認められるのも大きな魅力になっています。
それでは、今年の短期研修に参加したスペイン語学科生達の感想をご紹介しましょう。
一生忘れられない留学体験
スペイン語学科2年 畠山 麻衣さん
私のホストファミリーはお父さんとお母さんと、たまに帰ってくる娘の3人家族でした。
ホストファミリーの方々はとてもやさしく、私と話すときはゆっくりとしゃべってくれて、それでもわからないときは、紙に書いて説明してくれたりもしました。
食事は毎日肉ばかりでしたが、日本でも有名なパエリアも出てきたりして、米好きな私にスペインの料理はとても合いました。
学校での授業は、笑いの絶えない授業ばかりで、ほんとうに楽しかったです。私は文法と文化と会話の3つの授業があったのですが、どの先生も生徒が理解できるまで、ていねいに説明してくれるので、とてもわかりやすい授業でした。
学校は午前中で終わりなので、午後は友達とスーパーに買物に行ったり、大学の施設にパソコンをやりに行ったりしました。サラマンカの中心にあるプラサマジョールにはアイス屋さんがたくさんあり、そこで食べたアイスがすごくおいしくて何回も通ったほどです。
大学主催の旅行ではポルトガルとアンダルシアのセビージャとグラナダに行きました。その中で特に印象に残ったのがグラナダで見たフラメンコです。それまでフラメンコにあまり興味はなかったのですが、激しいダンスとフラメンコ独特のリズムに感銘を受け、ぜったいにまた見たい!と思いました。
一ヶ月は本当に短くてあっという間に終わってしまいました。楽しい思い出がたくさん詰まったこの8月を私は一生忘れません。
底抜けに明るく、楽しい授業
スペイン語学科2年 小野万里子さん
スペインの大学の先生方は、日本とはイメージが正反対でした。みんな底抜けに明るく、授業でいったい何回笑ったことか。こんなに楽しい授業があるなんて信じられない思いでした。授業は全てがスペイン語なので、わからないことがあると、先生方は、ジェスチャーでヒントを出してくれたり、時には単語を黒板に書いて説明してくれます。また、冗談で笑いをとったりして、元気がない生徒まで元気にしてしまいます。この一ヶ月での研修で後悔したことは、日本でもっとたくさんの語彙を学んでおくべきだったことです。ですが、逆に考えると、この短期研修を経験して、自分がやるべきことを見つけることができたので、私的にはとても満足しています。帰国するころには、日本に戻りたくなくなるかもしれませんよ。(笑) それくらい、楽しいです!!
サラマンカの街も先生も仲間もホストファミリーも私には今、かけがえのない存在です。
こんなにサラマンカが好きになるなんて
スペイン語学科2年 寺岡智美さん
私は、8月の一か月間、大学の研修プログラムでスペインのサラマンカに研修に行きました。生まれてから一回も海外に行った事がなく、飛行機は怖いし、言葉はもちろん違うし、全部スペイン語の授業なんてとても理解出来ない!!とマイナスな事しか考えていませんでした。しかし、実際に行ってみると、印象は全く違うものでした。
ホストファミリーはとても優しく、私の拙いスペイン語を一生懸命に聞いてくれ、間違っているところは直してくれました。大学の授業もとても分かりやすく、授業では、スペイン語のゲームをしたりと、楽しく学ぶ事が出来ました。
また、クラスにはスペイン語を勉強しに色々な国から様々な年齢の方が来ていました。日本では体験出来ないことで、とても刺激になりました。
ホストファミリーのおばぁちゃんは、私のことをHija(娘)と呼んでくれました。
一か月一緒に生活したホストファミリーとお別れする時は、泣きながら「日本に帰りたくない」「家の鍵を返したくない」と言ったくらいです。それくらい私はサラマンカが大好きになりました。
スペイン語の上達は現地で暮らすことが一番
スペイン語学科2年 西岡拓哉さん
私は大学2年生の夏期休暇中に一ヶ月間スペインのサラマンカ大学へ短期研修に参加しました。
スペインはヨーロッパでもスポーツや芸術、食文化などで有名な国です。情熱の国スペインは、気候的にも人間的にも熱い国です。
一ヶ月間生活することで様々な文化の違いに触れる事ができました。
まず、驚いたのが、スペインの食事時間です。昼食が2時、夕食が9時と日本に比べてずいぶん遅いのです。味付が濃い料理が多く、米を甘く味付けしている料理などもあり驚きの連続でした。
スペイン語は、世界で最も歴史のある大学のひとつのサラマンカ大学で勉強しました。クラス分けテストがあり、文法、語彙、会話の授業を受けました。
私のクラスにはアメリカ、オーストラリア、ルクセンブルグ、韓国、日本など様々な国からの留学生がたくさん来ていました。授業では個性的で素敵な先生方が全てスペイン語ですが、とても分かりやすい授業でした。
プライベートな時間は、仲の良い友人たちと午後サッカーをしたり、夜はナイトライフも楽しんだりしました。学校主催のツアーではスペインの名所やポルトガルにも行きました。どこに行ってもスペイン語を使うので、今まで勉強してきたことを試すとてもいい機会でした。
やはり、外国語はその国に行って勉強するのが一番だとつくづく実感した一ヶ月でした。
最高の家族との出会い
スペイン語学科2年 山田沙里香さん
私はスペインに短期留学をして色々な経験をすることができました。中でもホームステイ先での生活が1番印象に残っています。ファミリアに会った初日は何を言っているのかもわからず、言いたいことも言えず、とてももどかしい思いをしたものでした。それでも、私のつたないスペイン語を辛抱強く何度も聞いてくれました。時間の経過とともに、少しずつだけど話せるようになってくると、1日の中での1番の楽しみはmadre(ホストマザー)と話すことになっていました。週末はFiesta(ホームパーティー)と決まっていて、友達家族とたくさんの料理を持ち寄ったり、BBQをしたりして過ごしました。そこではファミリアの息子とサッカーや卓球をしたりpadre(ホストファーザー)がスペイン語を教えてくれたりしました。
あっという間に1ヶ月が過ぎて、ファミリアと別れるときは、とても辛かったです。最後に言われた言葉は一生忘れられない宝物です。
もっと上手に話すことができたら、もっと楽しいだろうなあと思い、ちゃんと日本で勉強してくればよかったと後悔しました。日本でもう1度しっかり勉強しなおして、ファミリアにもう1度会いに行きたいです。
スペイン短期留学で、日本にいたら絶対に体験できないことを肌で感じることができました。
旅行先で、迫力満点のフラメンコ体験
スペイン語学科 2年 竹内 葉子さん
私は8月1日から1ヶ月、スペインのサラマンカへ語学留学をしました。サラマンカでは、ヨーロッパで3番目に古いサラマンカ大学に通い、現地のスペイン人の家庭にホームステイしました。私がお世話になったホストファミリーの家には私以外にフランス人の女の子が一人いました。その子と夕食後に辞書を片手におしゃべりするのが毎日の楽しみでした。私は英語が得意とは言えないので、お互いの共通語は拙いスペイン語のみ。話がなかなか進まなかったり、ジェスチャーを入れてみたりと、傍から見たら滑稽だったかもしれまえん。それでも、私の言いたいことが通じたときは、とてもうれしかったものです。
学校では、授業以外に小旅行もあり、私はポルトガルとアンダルシアの旅に参加しました。ポルトガルでは自由時間に自分たちで調べてヨーロッパ最西端のロカ岬に行ったことが一番の思い出です。わからないことだらけのなか、ただ連れて行かれるだけの遠足ではなく、自力で行ったことで、ロカ岬の思い出がさらにすばらしいものになりました。
アンダルシアではアルハンブラ宮殿もすばらしかったのですが、やはり、間近で見たフラメンコには感動しました。それは、「すごい」という言葉では言いつくせないほどのものでした。言葉では表現しきれないほどの迫力に圧倒されているとき、私の向かい側では、小さな女の子が真似をして、一生懸命手拍子したり、ステップ踏んでいたのがとても印象に残っています。あの女の子は将来素晴らしい踊り手になるかもしれません。