2007スペイン・フォトレポート:最高・最強の教師陣とは?
江口紀子 さん
〜回想〜
生まれてこのかた、ずいぶんたくさんの【職業:教師】と呼ばれる人達に出会ってきました。授業中に興味深い話をしてくれる先生…。大学3年になった今でも心に残ってる“恩師”と呼ぶにふさわしい先生もいました。
しかし!!! スペイン留学で私が出会った教師陣は、そんなのどかな思い出をふっとばしてしまう強烈な個性の持ち主たちばかりだったのです!
彼らの明るさ、楽しさ、そして、優しさは、決して言葉では表現できません。でも、この文章を読んでる皆さんに、少しでも何かを感じとってもらえたらと、留学中にお世話になったサラマンカ大学のプロフェソール(ティーチャー) ベスト5を勝手に選ばせてもらい、写真といっしょにご紹介します。それでは、ごゆっくりお楽しみください。
《ルーラ先生》
まずは、このあふれんばかりの笑顔の愛らしい女性をごらんください。名前はルーラ。先生の担当は9月コースの「スペイン文化事情」でした。1ヶ月間彼女の授業を受けたのですが…率直な感想は、「最高じゃないか!!」 いまだかって、こんなに面白い授業受けたのは初めてでした。 彼女の授業の何が楽しいって…1回の授業で10回は笑わせてくれるんですから!(笑)
例えば、お昼時。美味しそうな香りがただよってくると、即反応です。「今日は牛肉だわ!何の料理かな?(くんくんっ)」と勝手に他人の家のお昼のメニューを当て始めます。
教材のビデオを見ていると、登場人物の一人を指して、「この人、不細工な上に頭のてっぺんに毛が3本しかないじゃない!」と叫び、突然大笑い。…彼女の授業はまさにショーそのものでした!( ゜∀゜)σ
帰国する3月まで彼女の授業を受け続けたいとどれほど思ったことか。
学校の授業をあんなに楽しみにしていた自分、初めてでした!
だから…最後のテストのとき、私は彼女へメッセージを書きました。
『日本に帰ってもあなたの授業が受けたいです。本っ当にありがとう!』
世界一受けたい授業はサラマンカにあったのです!(>▽<)ノ
《アナ先生》
続きましては、このスタイル抜群の女性。名前はアナ。担当は「スペイン語文章表現法」です。先生の授業の分かりやすさはいったい何なんでしょう。若くてキレイでおしゃれで、その上教え上手なお姉様。
私達にとって彼女は先生っていうより…先輩かな?(笑)
授業中に教室を歩き回って1対1で指導してくれるから、先生との距離がすごく近く感じられます! しかも、スペイン語での彼女の説明は、なぜか日本語での説明以上に、理解が深まるんです。「イッツ・マジック!(゜∀゜)!」と思わず叫びたくなります。
ただし、完璧な女性かというとそういうわけでもありません。だって、歌が下手で、料理も出来ないのですから。
そんな素敵なアナ先生はFCバルセロナの大ファン。
もしも生徒が、「僕、レアル・マドリードのファンです」なんてカミングアウトしようものならたいへん。一瞬で表情が変わってしまいます。彼女の前でレアルの話は厳禁なのです!\(>_<)
さて、この先生、授業で生徒が簡単な間違いをすると「Te mato(テ マト).」って真顔で言ったりします。もちろん冗談だけど。ちなみに和訳すると『あんた、殺すわよ』です。
私たち、一生あなたについていきます、先輩!! o(゜▽゜;)!!
《フアン・カルロス先生》
そして、この方は、フアン・カルロス先生です。担当授業は「文法」。見た感じは、ちょっと恐そう。そして、厳しそう。そんな外見から、相当ピリピリした授業を展開するんだろうなぁ…と、実は、私は初日から地獄に落ちる覚悟をしていました。
しかし、教室のドアを開けて、彼の口から出た朝の挨拶はなんと『ブエナス・ノチェ?ス(こんばんわ?)』。………えっ??!!
次の瞬間、生徒全員で総ツッコミを入れてしまいました!「夜かっ!\(゜▽゜;)」
その後も、彼の授業は冗談の連続。ドキドキ・ワクワクの毎日でした。教材に選ぶCDも顔に似合わず(?)、どの曲も超陽気だし、最高でした。
(…私の最初の心配はなんだったのでしょうか。)
ここで、ひとつマル秘情報です。
実はこの先生、正面は普通におじさんだけど、横顔はけっこうイケメン歌手のフアネスに似ていると評判なのです。
…って事は私の文法はフアネス仕込みなのでしょうか?!(゜△゜)ノノ
《ソニア先生》
そして、今度はソニア先生。担当は「スペイン文化事情」(第1回3ヶ月コース)です。先生の授業を一言で説明すると、それは“ハチャメチャ”(笑)。
さて、ここでいきなりクイズです。
Q.次の中で実際にこの先生が行ったものは何番でしょう?
1)女の子にとっては恥ずかしい過激な(?)ビデオを教材として選んじゃった。
2)授業中、男子生徒と下ネタで盛り上がっちゃった。
3)校舎の前で平然とタバコをプカプカ。
さーどれでしょう?!うーん難しいですよねぇ。どれもあまり教師の行動とは思えませんから。しかし、実は、みんな正解なんです。
彼女の授業は、だからハチャメチャ。(笑)
でも、生徒は全員ソニア先生が大好きです。先生が常に自然体だから。
《エンリケ先生》
最後はエンリケ先生。拓殖大学のスペイン現地主事として留学期間(8ヶ月間)中、ずーっと私たちの面倒を見てくれた心優しき紳士です。奥さんが日本人という事もあって、日本語がお上手。2月には私たちを自宅に招いてカレーパーティーまで開いてくれました!(ちなみにその時の写真です。)
彼は本当に優しい人。1ヶ月だけの短期研修でスペインに留学した人も10人中10人が「エンリケ先生、超良い人!」と絶賛します。もちろん、彼はスペイン人だけあって、ユーモアもたっぷり☆ その上、先生は色んな顔を持っているのです。ある時は教師、ある時は旅行斡旋会社社長、そしてある時は任○堂の大人気ゲームキャラ“マリオ”…。(まぁ実際の職業としているの “教師”のみなんですが。) 会う度に色々な顔を見せてくれる彼が、私たちは本当に大好きです。(◎^▽^◎)
メンバーが病気になった時も、スペインで何か問題が起きた時も、私たちが旅行に行く時も、エンリケ先生はいつも拓大生留学組全員の事をとても気にかけてくれています。私たちが無事に留学生活を送れてるのは先生のおかげ!
ありがとう、エンリケ先生! 先生のおかげでサラマンカは私の第二の母国になりました…(ノ∀`゜)ノ。。。
実は、サラマンカ大学には、忘れたくても忘れられない強烈な印象をもつの先生方が他にもいーっぱい居るのです!
例えば、フラメンコの得意な美人先生。茶目っ気たっぷりのおじさん先生。何故か時々テレビにも出演している、女子学生に大人気のイケメン先生。これらの先生方と8ヶ月間しか一緒に過ごせなかった事は残念で悔しくて、でも、逆に8ヶ月間も彼らの授業を受けられた事は何よりも嬉しく、そして誇りにも思っています。
個性溢れる、最高・最強の教師陣。みなさんも、サラマンカ大学に留学して、ぜひ、その目で確かめてください。(^人^)