スペイン語サロン:今年も陽気に「死者の日」を祝う
本山鮎美さん
11月の1日と2日、メキシコでは「死者の日(Dia de Muertos)」を迎えます。日本のお盆のような日です。といっても日本のお盆とはかなり異なり、メキシコの人々はこの日お酒を飲み、踊り、歌い、大変賑やかに過ごします。「メキシコでは死は友達だ」とメキシコ人のヘオルヒーナ先生が教えてくださりました。だからあんなに賑やかに死者の日を過ごすのですね。 パステネ シモンさん
10月の半ばになると、スペイン語の各授業で、たくさんの骸骨(がいこつ)が現れる奇妙なビデオが流されます。メキシコのDia de muertos(死者の日)が近づいてくるからです。メキシコでは死者の日に豪華な祭壇を作るのですが、私はメキシコ人のヘオルヒナ先生の部屋でその祭壇を作る貴重な体験をさせてもらいました。私の担当は、はさみで骸骨をかたどった薄い長方形の紙を天井からぶら下げることでした。この紙は数え切れないほどの量で、最終的に天井を見事に骸骨だらけにすることができました。花で祭壇を飾るときに、皆が「やっとできた?」とほっとしていると、へオルヒナ先生が「全面すきまなくうめなきゃだめよ!!」と指示が出され、皆が「えぇ!!」と驚く場面もありました。 須田望愛さんヘオルヒーナ先生の授業では、「死者の日」についての説明がありました。メキシコでは、祭壇にお供え物として多くの料理、飲み物を置くそうですが、冷めないように常に温めているそうです。目の前には、思わずつまみ食いしたくなるような温かいおいしそうな料理・・・しかし、そこはぐっと我慢しなければいけません。死者のための料理ですから、1口でも食べれば、お迎えがくるのだそうです。「死者の日」の最終日は生きている人たちのための日なので、やっと料理が食べられるのだそうです。ヘオルヒーナ先生はお供え物の中に好きな食べ物があるそうです。答えは来年の死者の日に先生に質問してみてください。 岡部亜由美さん
初めて「死者の日」という言葉を聞いた時は怖そうなイメージを最初に持ちました。でも、私のイメージとは全く違っていました。華やかな装飾で飾り、お祭りのように賑やかで、とても楽しそうな雰囲気です。 伊藤 歩さん
今年の「死者の日」のセレモニーに準備段階から参加しました。普通なら恐怖の象徴のはずの骸骨をヘオルヒーナ先生の研究室いっぱいに飾り、ろうそくや黄色い花で祭壇を埋め尽くしました。花やろうそくは死者がちゃんと私たちのところへたどり着けるための道しるべの役割も持っています。日本で言うお盆のちょうちんに相当するのです。 井上大貴さん国によって文化の違いがあるが、こんなにも違うとは思ってもいませんでした。町中お祭りのようなにぎやかさでお墓でまで人々が歌を歌っているのだなんて思ってもみませんでした 授業中にへオルヒーナ先生がいった「メキシコ人にとって死者は友達」という言葉が中でも一番印象的です。日本だと人が死んでしまうと遠くに離れてしまうようなイメージだが、メキシコでは逆で一番近くにいるそうです。だから、日本人はすごくお葬式で悲しむのに対して、明るく見送ることできるのだと思います。 戸谷宏海さんもし、僕が死んだとして日本のお盆とメキシコの死者の日、どちらがいいかと問われれば迷わずメキシコの死者の日を選ぶでしょう。なぜならみんな笑顔のほうが帰ってきて楽しいだろうからです。マリアッチがいたり、屋台みたいなのが出ていたりと、お祭りが大好きな僕としては楽しくてしかたないだろうなと思いました。日本のお盆もいいと思うけれど、メキシコではこんなお盆があるんだよとおばあちゃんに教えてあげたいです。 |
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毎年、10月31日から11月3日までの4日間、メキシコでは「死者の日」が盛大に祝われます。日本のお盆のような日ですが、まるでお祭りのような華やかさなので、初めて見る人はみなびっくりします。