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先生方のお人柄

3年 荒木晴貴さん

 皆さんは大学をどのような場だと考えていますか。人それぞれ大学でやりたいことがあるでしょう。ちなみに私は語学を勉強したいという理由で大学に入学しました。スペインのこと(あるいはスペイン語圏の国のこと)など何も知らなかったのですが、今私はスペイン語を勉強しています。

 私が学んでいるスペイン語学科には素晴らしい先生方がたくさんいらっしゃいます。それは単に語学を学ぶ者として尊敬できる、というだけでなく、素晴らしい人柄をお持ちの先生方が多い、という意味です。事実、授業で良くわからなかった点を先生方にお聞きしたときも、嫌な顔をされたことは今まで一度もありません。そうやって先生方のお力を借りて、なんとかここまでやってきたのですが、この三年間で特にお世話になったと感じている会話表現のクラスと文法のクラスの先生お二人をご紹介します。

 表現のクラスでとてもお世話になっているはスペイン人のティノコ先生です。ティノコ先生の授業はストーリー仕立てのテキストに沿って授業が進められるのですが、他のクラスでは聞くことの出来ない口語表現や文章表現、主要な意味とは異なる意味を持つ単語を知ることができます。それらの表現は使うタイミングが難しく、最も主要な意味からは全く見当もつかない意味を持っている場合が少なくありません。それがイディオムともなればもっと難しいでしょう。先生がそのような表現をたくさん紹介するのは、同じく外国語を学ぶ私たちへの「優しさ」ではないかと私は思います。というのは、もしかしたら先生自身が日本語を勉強する過程で、何処でも教えてくれるわけではない口語表現などの難しさを知ったからではないかと思うからです。そして先生の授業のもう一つの面白さは、授業中にその日の新しい文章表現、口語表現をつかって作文し、先生がチェックしてくれることです。それによって、他にもこういう言い方がある、というようにまた新しい表現を知ることができるのです。

 このように表現のクラスではティノコ先生にお世話になっているのですが、文法のクラスでお世話になったのが、小池先生です。あの授業のおかげで文法がだいぶ鍛えられた印象があります。そして先生のあの独特のユーモアを交えた授業は他では味わえない達成感がありました。それから二年間、先生とはお会いする機会がなかったのですが、先日先生の研究室の近くで偶然お会いしたとき、私の名前を覚えてくださっていたのには感動しました。

 自分にとって「良い先生」であるかどうかは、多分に人柄に左右されるものだと考える人もいることでしょう。私もそう思います。勿論、人柄が全てなどとは言いませんが、そのような「良い先生」の授業は決して忘れることはありません。そして大学はそのような先生に、授業に出会える場だと私は思っています。

 皆さん、拓殖大学のスペイン語学科はおそらくここでしか感じることのない達成感を得られる学科なので、是非いらして下さい。そして共にスペイン語を学びましょう。

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