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私のゼミ自慢(人生と文法解釈を学ぶ飯野ゼミ)

粕谷 巧 さん

 皆さん、こんにちは。私は現在拓殖大学外国語学部スペイン語学科3年の粕谷巧という者です。さて、今回は私が受講している飯野先生のゼミの紹介をしていきたいと思います。拓殖大学のスペイン語学科の1・2年生にはゼミ選びの具体的な参考に、他のゼミをとってしまった3・4年生には後悔を、偶然このページを開いてしまった高校生や中学生、小学生そして幼稚園児の皆様には大学という場所の雰囲気紹介を、さらには拓殖大学の英米語学科や中国語学科、はては他学部、他大学・社会人の方には、この文を読んで、転部・転科・復学したくなっていただけたら幸いです。

 前置きが長くなりましたが、さっそく本題であるゼミ紹介の方に入ります。今回私から皆さんにお伝えしたい事は「先生のお人柄」と「ゼミ内容」の2つ。それでは、まず私たちをご指導して下さるこのゼミの大黒柱である飯野昭夫先生のご紹介をしたいと思います。

 先生のご専門はフラメンコ研究であり、写真を見ていただければわかるとおり、若い頃は、さぞやmuy guapo(意味:とってもイケメン)だったと思われる、育ちの良さが伝わるお顔立ちでいらっしゃいます。 しかし、その容貌とは反比例するが如く、スペイン語学科の必修の授業ではとても厳しい先生だと評判なのです。当たり前ですが、予習をしっかりしてこないと厳しく油を絞られます。しかし、誤解してはいけません。これは僕たちのためを思ってこそ、厳しく指導してくださっているのです。その証拠に、少人数でアットホームな雰囲気のゼミでは、別人のように穏やで、優しく教えてくださいます。

 それでは、今度は、私たちの「ゼミ内容」をご紹介します。まずは場所です。それは普段学生が使う教室ではなく、飯野先生の研究室(8畳間くらいのスペース)でゼミは行われます。毎回、始まる前に学生が給湯室を利用してお湯を準備し、コーヒーや紅茶を飲みながら、とてもリラックスした雰囲気の中でゼミ活動が始まります。スペイン語初級者用で,しかも肩の凝らないような短編小説を輪読し、訳していくという作業が中心です。しかし、その際に最も重視されるのは日本語訳ではなく、文法解釈です。重要な箇所はいうに及ばず、文法的に面白い所、様々な問題を含む事項等もゆっくりと丁寧に解説して頂けます。また、どんなことでも質問すれば、納得ゆくまで説明して頂けます。こう書くと、文法だけを学んでいると思われるかもしれませんが、題材が小説なので会話文など実践的な表現もたくさん覚えられるというメリットもあります。また、「日本語ができない者に外国語はできない」が口癖の先生ですから、おかしな日本語訳になってしまった場合、どう直したら適切な表現になるかを、懇切ていねいに教えてくださいます。

 今までは勉強の事ばかり書いてきましたが、ここらで大学生らしいゼミの楽しみもご紹介します。ゼミは3年生から参加するので、皆二十歳以上。そこで、先生といっしょにお酒を飲みに行けることもゼミの魅力の一つです。お酒の席での飯野先生はともかく陽気で、博識です。ふだんの授業では知ることのできない、先生の人間的な側面をたくさん知ることもできます。人生について考え、人間の生き方について学ぶとてもいい機会にもなっているのです。また、このときだけはみんな無礼講で楽しんでいます。

 飯野先生のゼミについて一言でまとめると「大学という場所を縮約したもの」という表現がぴったりです。大学は高校と比べて休暇も長く、自由時間も豊富です。人によっては、人生の夏休みだと思ってしまうかもしれません。しかし、自由には自覚と責任が伴います。人は、自覚と責任のもとに自由時間を有効に使うことで成長できます。それはこのゼミも同じです。小さく叩けば小さく鳴り、大きく叩けば大きく鳴るという感じのゼミなのです。高い意識で参加するほど、より実り豊かな成果を手に入れることができるのです。

 それでは、多くのみなさんが飯野先生のゼミナールを受講できることを祈りつつ、この文章を終えたいと思います。最後まで付き合っていただき、まことにありがとうございました。!Muchas gracias!




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