私の大学生活:スペイン語と私
4年 小林未沙さん
私にとってのスペイン語はある意味特別な言語で、この言語なしでは私の大学生活は無かったのではないかとも言えます。
私は生まれて間もない頃から11歳に至るまでの殆どを南アメリカのボリヴィア共和国で育ちました。帰国後の五年ほどは日本の文化や言葉についていくだけで精一杯でしたが、高校生になったある日、ふとスペイン語が懐かしく感じるようになりました。小さい頃からスペイン語を聞いて育ってきたためか、スペイン語環境の無い生活は「寂しいなぁ」と思うよになりました。この小さな思いがきっかけで拓殖大学のスペイン語学科に入学させて頂いた経緯です。
大学に入ってからはスペイン語を通して色々な事にチャレンジしてきました。スペイン語の勉強を通しての友人作りも積極に取り組んできました。課外活動は、ゼミでお世話になっている瓜谷教授を顧問とするダンス愛好会に所属して、100名程いる部員生と共にダンスのイベントや練習にも励んでいます。ダンス発表会ではラテン系の曲で踊る事もあります。私は、常にスペイン語圏文化の発信者でいるように意識しています。
このダンス部員生やスペイン語学科を初めとする友人たちの多数のバックアップ票のお陰で、今年度の「ミス拓大」という、もう二度とは頂けない貴重な賞を手にすることも出来ました。
就職活動前の大学における三年間の締めくくりとして、創価大学主催のスペイン語弁論大会にも参加するチャンスを与えられ、自分でも予想外の準優勝を頂くことが出来ました。この弁論大会は私にとって学んできた今までの成果を試した最高の経験になりました。
スペイン語はコミュニケーションの手段のひとつです。多様な場でどう人に伝えるかは、人それぞれの個性と努力が必要です。私は瓜谷教授のゼミに所属してきたこの二年間を、人にどう分かり易く自分の意思を伝えるかを研究してきました。このテーマは私が社会人になっても取り組む必要のある課題と思っています。このゼミでいつも感じる事は、言葉はその人を表し、その内面までを映し出す鏡のようなものです。そこに魅力を感じます。
私はこのスペイン語を通して新たな自分を知った意味のある四年間の学生生活を送ってきました。言葉はどの時代でも力となる己の武器と思います。