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スペイン語学科突撃インタビュー:オスカル先生の人柄を紹介

スペイン語学科3年 五十嵐健仁・上野信太朗

 オスカル先生はワインで有名なスペイン・リオハ出身です。
 紳士的な外見ですが、歌が大好きで授業中に歌って場を和ますユーモラスな一面も兼ね備えています。私生活では2人のお子さんのいるお父さんで、子供の話をすると、常ににこやかです。今日は、そんなオスカル先生の魅力を探ってみました。インタビューはスペイン語で行いましたが、日本語でご紹介します。


       

五十嵐:

先生、日本に来た理由を教えてください。

オスカル先生:

日本で宣教師をしていた叔父に憧れて、日本に興味を持ったのがきっかけなんだ。

五十嵐:

では、なぜスペイン語を教えることになったのですか。

オスカル先生:

自分も宣教師として来日したんだけど、日本人があまり宗教に無関心だったのに気づいたんだ。

上野:

確かにそうですね・・・

オスカル先生:

ということで、最終的にはスペイン語教師の道を選んだのさ。最初は六本木の日本語学校で2年間勉強して、その後、愛媛県の国際交流センターでスペイン語に興味のある人々にボランティアで教えたのが始まりだよ。

上野:

なかなか面白いエピソードですね。それでは、子供の頃はどんな子だったんですか。

オスカル先生:

活発な子供で、友達もたくさんいたんだ。森に入って冒険したり、野原や川で遊んだのが懐かしいなあ。ペロータにも夢中になってたよ。

五十嵐:

ペロータって何ですか?

オスカル先生

ペロータは玉を壁に当て、跳ね返る玉を素手か手袋型ラケットで打ち返す競技だよ。父がペロータのアマチュア選手だったんだ。

上野:

じゃあ、将来あこがれていた職業はありますか?

オスカル先生:

実は、子供の頃の夢は、闘牛士か宇宙飛行士になることだったんだ。

上野:

へえー。闘牛士っていうのは、いかにもスペイン人らしいですね。それじゃあ、日本に来て驚いたことは何ですか。

オスカル先生:

住宅が多くて、道が狭いことだね。自転車に乗っている子連れや傘を差しながら自転車に乗る人々。スペインでは見たことなかったから思わず写真に撮ってしまったよ。

五十嵐:

へー。そーなんですか。ちょっと意外ですね。ところで、もし、今、故郷に戻れるとしたら、何をしてみたいですか。

オスカル先生:

伝統音楽を研究したいね。実は、今、リオハで有名な故ボニファシオという音楽研究家の資料を集めていて、リオハ政府から出版する予定なんだ。資料集めの際、ボニファシオ氏の娘達とも会って、話も聞けたんだよ。

五十嵐:

すごいですね。他にはありますか?

オスカル先生:

一番やりたいのは、仕事をせずに、のんびりと暮らすことかな。そして、スペインの伝統的な物語や歌の文化を調べたり、スペイン国内を旅したいね。

五十嵐:

いいですねぇ〜、ゆっくり暮らしたいんですね。

上野:

ところで、スポーツは何かやっていますか。

オスカル先生:

日本に来て、最初の頃、合気道を習ったこともあるんだ。今から考えると、精神修養にもなったなあ。ちなみに日本人には教わっていないけどね。

五十嵐・上野:

(笑)

オスカル先生

スペインにいた時は、自転車によく乗っていたんだ。ただ、あまりに熱中しすぎたから、膝を痛めてしまってね。その後、日本では水泳にもはまったなあ。

上野:

ちなみに、今は、何かしてますか?

オスカル先生:

今は、走ることかな。子供が自転車に乗るのを手助けしながら走るんだ。だから、子供も自転車に早くから乗れるようになったしね。娘も息子も4歳で一人で乗れるようになったんだよ。

五十嵐:

早いですね。僕はいつだったかなあ・・・
(やはり子供の話になると嬉しそうなオスカル先生)

上野:

では、けっこう本格的に走るんですか

オスカル先生:

今は、朝、早く起きて、週2回ほど30分くらい走っているんだ。昔はね。一回、四国マラソンに参加したこともあるんだ。
その時は、たまたま外国人が一人だけだったから話題になってね、新聞社やラジオ局から取材まで受けたんだ。駅伝に出たことだってあるんだよ。

五十嵐:

国際大会じゃないですか!(笑) ちなみに先生は、何ヶ国語ぐらい話せるんですか

オスカル先生:

そうだなあ。日本語と英語かな。日本語は日常会話程度だけど。日本語は今も勉強しているよ。自分の子供達に教えながらね。

五十嵐:

日本に来てだいぶ経ちますが、好きな日本語の言葉はありますか?

オスカル先生:

『こころ』という言葉が好きなんだ。日本に来た頃によく日本人が使っていたから、なんだか耳に残っているんだ。

五十嵐:

改めてこころと聞くと何だか良いですね。

上野:

それでは、日本の好きな食べ物は?

オスカル先生:

一番好きなのはてんぷらだよ。

五十嵐:

僕もです! それでは、座右の銘なんてありますか

オスカル先生:

『持続こそ力なり』という言葉が好きだな。

五十嵐:

確かに現代人は飽きっぽいから・・・

上野:

ん〜そうだね。何事も続けなきゃ身につかないよね。

上野:

最後に学生たちに一言お願いします。

オスカル先生:

やっぱり、学生の本分は勉強することだから、自己実現のためにも、今しかない時間を有効に使ってほしいな。日本は他の国に比べると、あまり世界に積極的に参加していないように見えるんだ。だからこそ、君たちが今しっかりと学んで、もっと国際社会に積極的に関わっていくような人間になってほしいな。
(オスカル先生は冷静にこのような事をおっしゃっていました。身が引き締まりますよね。)

上野・五十嵐:

オスカル先生、ありがとうございました。



見た目はちょっと物静かなイメージですが、インタビューをして驚いたことはすごくお喋り好きだったことです。ところどころで冗談を言って、笑いをとるのも先生のお人柄なのでしょうか。このインタビューのために何度も時間を割いてもらい、添削指導までしてもらいました。何事にも真面目に取り組む姿勢と、独特のユーモア感覚がオスカル先生の魅力だと思いました。先生を見かけたら、ぜひ話しかけてみてください、きっと面白い話が聞けますよ

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