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スペイン語学科突撃インタビュー:ティノコ先生の語学指南

野口雄作さん 堀込航平さん 真部純さん

 皆さん、はじめまして。スペイン語学科ネイティブ教員の中でも屈指の日本語通、ティノコ先生をご紹介したいと思います。

 語学学習の最大の課題といえば、文法と口語表現をマスターすることです。どちらが欠けてもダメです。文法を熟知していても、舌が回らなければ、お喋りに興ずることも出来ません。会話がうまくても、文法知識が不完全だと、本や新聞を読みこなす力はつきません。その二つの要素に橋をかけてくれる表現のスペシャリストがティノコ先生なのです。

 ティノコ先生は、一般的なスペイン人のイメージとは違った、温厚でおしとやかな性格で、スペイン語やスペイン文化に関する質問にも丁寧に答えてくれます。
  僕等はティノコ先生が担当していらっしゃる「日西語対照研究」という、スペインと日本のことわざの表現法の違いを学んでいます。先生のスペイン語、日本語間での言い回しの巧みさには毎回驚かされてしまいます。
 また、口語表現や作文の添削時には、僕たち学生が「こう言いたかったんだ!」ということを汲み取り、複数の回答を提示してくださいます。学生の勘違いしやすいところまで見抜いての指導は、ひとえに日本語に関する深い造詣のなせる技なのだと思います。

 僕たちがティノコ先生にスペイン語で行ったインタビューを、日本語に翻訳してご紹介いたします。


     

野口:

「先生の故郷ってどんなところなんですか?有名な物とか、風土とか。」

ティノコ先生:

「私の故郷は、スペインのカディス地方のヘレス・デ・ラ・フロンテーラというところなの。シェリー酒や乗馬学校で有名なんだけれど、一番特徴的なのは風土ね。この地方は、風がとても強くって通行人が倒れてしまわないように、つかまり棒がある場所だってあるのよ。(笑)」

真部:

「マジですか?スペインって大陸なだけあって、地方によってすごく風土が違いますよね?」

ティノコ先生:

「そうそう。地方によって気候や気質がまったく違うの!そこが魅力なのよ。」


野口、堀込、真部:

「なるほどな〜」

■先生が日本語を勉強しようと思ったキッカケって何ですか?■

ティノコ先生:

「はじめは兄が勉強しているのを見て興味が湧いたの。でも、勉強しているうちに日本語自体にすっごく興味が湧いてきたの。そして、気がついたらもう20年以上日本にいて、今じゃ先生よ(笑)」

野口:

「それじゃ、日本語歴は僕らとそう変わらないんですね。」

堀込:

「あっ!あと、日本語って難しいですか?日本語からスペイン語を勉強してる身としては、逆もすごく気になるんですよ?。」

ティノコ先生:

「う〜ん、一番難しかったのはやっぱり漢字ね。文法がぜんぜん違うところも初めは抵抗があったわ。あなたたちも初めはアルファベットが苦手だったでしょう?」

真部:

「そう考えるとホントに対照的ですね。」

ティノコ先生:

「でも、発音はすごく似ているわよね。」

野口:

「確かに。初めのうちは、Vaca(バカ:牛)とかAjo(アッホ:ニンニク)とか、発音が日本語に近すぎて笑ってしまうこともありました(笑)」

真部:

「では、日本語以外にも、英語やイタリア語も勉強なさっていたそうですが、先生が考える語学のコツって何ですか?」

ティノコ先生:

「勉強しなさい!って言ってしまったらミもフタもないわね。(笑)やっぱり、機会を見つけて出来るだけたくさん表現することかしら?」

堀込:

「先生の授業で自由な表現や作文を多く教えるのはそこから来ているんですね。」

ティノコ先生:

「ええ。暗記もとても大切だけれど、やっぱり自分の思ったことを自分で表現しないとね。言葉をどこかから借りてくるのではなく、自分で作ってしまうことが大切なの。」野口:「なるほど?。精進します(笑)」

ティノコ先生:

「スペイン語学科にはたくさんの熱心な先生方がいて、チャンスはどこにでもあるわ。4年のうちにそのチャンスをドンドンものにしていって欲しいわ。」



 ティノコ先生へのインタビュー、いかがだったでしょうか?
 僕らはインタビューを通じて、ふだん物静かなティノコ先生の、静かに燃える語学への情熱を感じました。
 いつでも、僕らの考えること、言いたいことを表現させてくれるティノコ先生の授業。スペイン語スピーカーになりたいのなら、コレしかない!! というのが僕たちの感想です。

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