2017年度テーマ

先が「読めない」
アジアを「読み解く」

アメリカ大統領選挙は"大番狂わせ"でトランプ氏が勝利し、政治経験をまったく持たない大統領が、世界最強の国をひきいることになりました。

トランプ新大統領は、すでにTPP(環太平洋パートナーシップ協定)からの脱退や、反中・反イスラム姿勢の鮮明化、ロシアへの接近といった、これまでとは大幅に異なる外交政策を打ち出しています。アメリカは今後、大衆迎合的な"自国中心主義"を押し進めていくことになりそうです。

ヨーロッパでも、EU(ヨーロッパ連合)からのイギリスの離脱、各国での右派勢力の台頭、イスラム過激派によるテロ、中東からの移民・難民の急増と、相次ぐ混乱に終息のきざしもありません。

アジアに目を移すと、中国による南シナ海支配の強化、北朝鮮の核保有の現実化、韓国政治のさらなる混迷、フィリピン・ドゥテルテ政権の反米親中路線表明など、いたるところで従来の常識が通用しない事態が起きています。

日本もその例外ではありません。ロシアのプーチン大統領との北方領土や平和条約をめぐる交渉は、まさに先が「読めない」時代を象徴しています。

このような時代だからこそ、しっかりとした根拠にもとづく未来への展望と、たしかな指針が求められています。

今年のアジア塾では、先が「読めない」時代をどう「読み解く」のか、ここに焦点をしぼった講義を毎回お届けします。よりすぐりの講師陣が、目の前にたちこめている霧を照らし出し、私たちが進むべき道を指し示す"サーチライト"の役割を果たしてくれるはずです。今年度もアジア塾にぜひご期待ください。

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