ご挨拶

拓殖大学国際開発教育センター長:赤石和則(国際学部教授)

いま学校教育や、企業内研修、地域での市民活動などに、新しい手法を用いた参加型の学習スタイル、活動方式が注目を集めるようになっています。 そのキーワードが「ファシリテーター」です。特に学校教育では、アクティブ・ラーニングの必要性が最近特に強調されるようになりました。 そうした学習活動を推進する人こそ、ファシリテーターであるといえます。

私たちが暮らす現代社会は、いわゆる先進工業国といわれてきた国々も含めて、世界中で貧困や格差をめぐる問題がいっそう深刻化しています。 さらにはテロや戦争の危機、地球環境問題の悪化などの地球規模にわたる諸課題もまた危険な状況になるばかりです。 日本国内でも未曾有の東日本大震災を経験して5年以上が経過してもなお、完全復興には至っていません。

このコースでは、こうしたさまざまな今日的課題に、一人の人間として真正面から向き合い、私たち自身に何ができるのか、どう生きるのかを共に考えていきます。 その際、知識理解にとどまらずに、アクティブ・ラーニングの進行、会議での場づくりやワークショップ、 行動・実践のプロセスを重視するファシリテーターとしての役割についてしっかり身につけてもらうことを目標としています。

夏休みには、有志の希望者対象に、現実の世界の具体的な課題につながる臨場感あふれる学びを重視するという観点から、現場研修も実施いたします。

これまでの13 年の実績を踏まえ、今年は14 期生を迎えます。
受講を心からお待ちしております。

明石和則 拓殖大学国際学部教授・国際開発センター長

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