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所長挨拶

山口隆正(商学部教授)

本研究所は、1961年のアジア協会(現、国際協力機構=JICA)から委託を受けたインドネシア共和国賠償留学生(162名)に日本語を教える名目で設置をされた「日本語研修所」に端を発し、本年で50年目を迎えます。1963年には「拓殖大学語学研修所」に改称され、在日外国人を対象とした日本語講座を新設しました。

1970年には社会人対象に日本語教師養成講座が開講し、現在まで40数余年の歴史を誇っています。1972年には拓殖大学留学生別科が設置をされるのに伴い、「拓殖大学語学研究所」(1997年「拓殖大学言語文化研究所」に改称)に改称をし、大学の研究機関の一員となりました。

1980年に研究所内に「拓殖大学研究所附属日本語研究センター」として明確な位置づけをされました。1982年に中国帰国者の受け入れを開始し、東呉大学(台湾)夏期日本語研修団受け入れを行ってきました。2000年には同センター内に準備教育課程(私立大学として初の認可)を新設しました。さらに2003年にセンターの発展的改組をして「拓殖大学日本語学校」を開校しました。以上、歴史の波に揉まれながら2007年3月の日本語学校閉校に伴い学内の日本語教育の調査・研究を目途として「拓殖大学日本語教育研究所」が設立されました。

また、本研究所内に外国人に対する日本語講座も開設しています。対象者を在日外国人として、広く受講生を求め、社会に還元できる人材の養成にも応えています。海外の提携校からの研修団の受け入れも積極的に行い、台湾・韓国・インドネシア・中国・カナダ・ドイツをはじめ年を追って要請が増える傾向にあります。

主な事業

1.日本語教育についての研究(研究紀要の発行、研究会の開催、教材の開発など)

2.提携校を主とした短期間の日本語研修団の受け入れ(台湾、韓国、インドネシアなど)

3.在日外国人対象日本語講座(昼間部・夜間部)