長期研修プログラム / 三好 久美子

留学経験は一生の財産

プロフィール

三好 久美子 さん
外国語学部 英米語学科 3年
東京都立松ケ谷高等学校 出身

留学先

アメリカ/セントラル・ワシントン大学

期間

2017年9月18日~2018年3月19日

学校生活について

到着してすぐにUESLプログラムのオリエンテーションとレベル分けテストが行われます。クラスのレベルは5段階に分かれていますが、どのクラスもオーラルコミュニケーション、文法、リーディング、ライティングの4つの科目を取ることができそれぞれのスキルを満遍なく伸ばすことができます。(レベル5のクラスでは文法の代わりにTOEFL対策を行う)授業内容や難易度は先生によって異なりますが、レベルが上がるにつれてよりアカデミックな内容になり、クラス内でのプレゼンテーションやディスカッション、グループワーク、小テストも頻繁にありました。一番苦労した事は、日々の課題です。UESLプログラムでは毎日同じ授業が朝からお昼過ぎまでみっちりあるため翌日までの課題がほとんどでした。一番上のクラスに上がると、内容もそれなりに難しくなり、課題の量も多くなったので放課後はそのまま図書館へ行き、夜中の12時まで課題や復習、その他の学習をすることが基本的な平日の過ごし方でした。毎回出される大量の課題に挫けそうになったこともありましたが、先生方はとても優しく親身になって分からないところや相談を聞いてくれたので、前向きに取り組むことができました。全面サポートしてくれる先生方や一緒に頑張れる他国のクラスメイト達のおかげで中間試験や期末試験も無事に乗り越えることができました。ライティングの授業で"幸せ"についてのエッセイを書く際に、自分がどれだけ現在幸せかという自己調査アンケートを行ったりなど興味深い授業も多くありました。

日常生活について

寮によって生活様式はだいぶ異なります。私の寮はリビングや部屋にバスルームが付いていたのでとても快適な寮生活を送ることができましたが、唯一部屋にキッチンが付いてなかったので自炊をしたい時は少し不便でした。生活の中でこだわりがある方は寮選びの際に良く調べてから選ぶことをお勧めします。よくルームシェアはストレスが多いと言われていますが、幸運にもルームメイトの恵まれ、比較的に自由な生活を送ることができました。もちろん小さな決まり事(冷蔵庫にある他人の食べ物は勝手に食べないなど)常識的なことはしっかり守っていたので揉めることも一切ありませんでした。全ての寮に共通して門限はありませんでしたが夜になるとQuiet Hoursという静かにしなければいけない時間帯がありました。また一部の寮は、休暇が始まるとセキュリティのために寮から追い出され別の寮に一時的に引っ越さなければならなく、苦労しました。週末は基本的に現地の友達やルームメイトと映画を見て過ごしたり、チャーチに参加してみたり、一日中勉強する日もあったり週によって様々でした。またアメリカでは21歳からお酒を飲めるので友達とバーに行ったことも貴重な経験になりました。

世界遺産のグランドキャニオンにて

世界遺産のグランドキャニオンにて

研修を通して得たことと今後の学生生活への影響と進路について

現地の友達とアイススケート!!

現地の友達とアイススケート!!

この留学を通して、積極性、行動力、チャレンジ精神、そして何か高い壁や難しい問題に直面した時に自分自身で解決する力を身に着けました。留学中はどんなに周りのサポートがあっても最終的には自分自身で決断したり、解決しなければなりません。人々と交流する時間以外にも、定期的に自分一人の時間を作ったり日記に日々感じたことを書き綴り徹底して自分と向き合いました。そうしていくうちに徐々に、留学に来た意味や達成させたいことが明確になり自分自身に集中することができました。語学力はもちろんですが、何事も、どんな結果であれ限界まで本気で頑張ったと自信をもって言い切れます。また、一生付き合っていきたい大切な人との出会いも数多くあり、留学で経験した全ての出来事が私の財産になりました。今後また壁にぶつかった時に、その経験を自分の力に変えて今後の学生生活、人生に生かしていきたいです。

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