短期研修プログラム / 前田 菜の子

カナダへ1ヵ月行ってみて

プロフィール

前田 菜の子 さん
工学部 デザイン学科 2年
八千代松陰高等学校 出身

留学先

カナダ/ランガラカレッジ

期間

2018年2月11日~3月11日

研修参加の動機について

この研修に参加した理由は英語で話すことに慣れたいと思ったからです。
私は中学校2年生の時に1週間オーストラリアにホームステイしたことがあります。その時のホームステイ先の女の子は日本語を勉強していてその時は英語で話すことの重要性を感じていませんでしたが、日本に帰ってきてその女の子と連絡を取った時相手は当然のように英語でメールを書いていて今までは相手が合わせてくれていて本当は私が英語を話さなければいけないんだとショックを受けました。その時にはどうにか英語で文章を書こう話そう、と思っても考えた文章が正しいのかだけが気になって相手と話したいという気持ちが徐々に薄れていきました。
そこでこの研修に参加し英語に慣れることで、他の国の人と話すときにより楽しく会話に集中できるのではないだろうか、と思い参加することにしました。

初めて買ったマカロン

初めて買ったマカロン

日常生活について

韓国の留学生と

韓国の留学生と

私が泊まったホームステイ先は子供が3人いて私が話しかけると笑顔でたくさん英語を話してくれました。最初の1週間は緊張と話しても理解してもらえないのではないかという恐怖で全然話しかけることができませんでしたがだんだんと彼らが純粋に話そうとしてくれていることに気づいてからはたくさん話すことができるようになりました。ホームステイ先には韓国からの留学生の女の子もいました。彼女とはお互い英語を勉強している身なので気兼ねなく英語で話すことができました。
街に遊びに行く時やレストランなどでの注文も最初のうちはおどおどしていましたが店員さんが中国人の方が多かったり英語がわからない時は簡単に言い直してくれたり、私が英語をうまく話せないことや理解できないことなど気にしていない様子でだんだんと自分の知っている単語や文法だけで話すことが怖くなくなりました。

研修を通して得たことと今後の学生生活への生かし方について

私がこの研修を通して得たことは2つあります。1つめは自分が怖がっていることは案外やってみてしまえばすんなりできてしまうということ、2つめは英語を話すことは特別なものでは、あくまでもコミュニケーションをとる手段であると気づいたことです。
今回の研修では英語でのスピーチやプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションは日本語でも苦手なものだったので英語でなんかできっこない、怖い、と思い込んでいました。いざ発表した後は怖がっていた気持ちはどこかへ行ってしまい、達成感とを感じることができました。英語を話すことも頭を混乱させ、怖がりながら向き合っていました。友達と話すときは日本語でも伝わらなかったらもう一度違う言い方をしたり適当な言い方をすることがあるのだから、英語でもそれは一緒なんだということに気づきました。
この2つの気づきはこれから私が英語を学ぶ上で自分の"使う"英語を学びたいという気持ちにさせました。ただ英語は話せたほうがいいから、英語が世界共通語だから、と思いながら勉強するのとこの単語はこういう時に使えてこの言い回しはこういう使い方だな、と自分自身が"使う"ことを想定して勉強するのとでは大きな差があります。
学生生活においては今まで苦手だったプレゼンテーションへの気持ちが変わりました。英語でプレゼンテーションをした際、知らない単語や文章を使うことはとても難しく、日本語でプレゼンテーションをするということはそこを省いて内容を作りこむことができるので今までの工夫の少なさなどに後悔しました。これから日本語でプレゼンテーションをする時はもっと自分のしたいように伝えられるんだということを思いながら発表したいと思います。
日本で日常的に英語を使うことは難しいです。しかしこの研修の経験を無駄にしないためにもずっと英語に触れる機会を作りたい、そしてもっといろんな人と話して直に他の国の文化に触れたいと強く思います。

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