短期研修プログラム / 小山 甚吉

ニュージーランド短期研修

プロフィール

小山 甚吉 さん
外国語学部 英米語学科 1年
東京都立福生高等学校 出身

留学先

ニュージーランド/ドミニオンイングリッシュスクールズ

期間

2018年2月10日~3月11日

研修参加の動機について

私がニュージーランドを研修先に選んだ理由は大きく2つあり、価格と好奇心です。一つ目は家庭の状況から全額自分でお金をためなければならなかったので一番重視していました。週4日アルバイトをして、半年ほどかけてようやく準備することが出来ました。二つ目は、私の周りにニュージーランドに行ったことがある人がいなかったことです。英米語学科なのでよく先生や友達から留学、海外旅行の話を聞くのですがほとんどがカナダやイギリス、オーストラリアなどでニュージーランドについてはよくわかりませんでした。なので、初めての海外という事もありまだ聞いたことのないところを選びました。また、今回は春休み期間を利用した研修を選んだのですが、これにも理由があります。学習面で言えば、一年間勉強してきた事を確認できることです。生活面では、夏休みより長い春休みに中だるみをしない様にすることです。実際に行ってみて一年間の成長も感じ、同時に新たな課題やモチベーションも二年生になる前に見つけることが出来たのでこの時期を選んで正解だったと思います。

学校生活について

学校では実力別でクラス分けをして、それぞれのレベルにあった方法で学習しました。今回のプログラムではsuper intensiveコースを選び週5日、朝9時から休憩を含めて午後3時30分まで勉強しました。午前中のクラスでは教科書を使い文法や語彙を中心に勉強しました。午後のクラスは二つに分かれていて思考力を中心にしたpm1と会話を中心にしたpm2クラスでした。Pm1では教科書は使わず、トピックに対して自分の意見を自分の表現で述べ、周りの意見にも耳を傾け質問することが多かったです。Pm2では会話がメインでディスカッションだけではなく協力してストーリーを作ったり、なぞなぞを作り正解をお互いに確かめ合ったりしました。各クラスではほぼ毎回宿題が出るのですが、そんなに難しいものではなくその日の授業の確認が主なのでしっかりやったほうがいいと思います。それとは別で、私は授業で分からなかった単語や、先生が口にするフレーズをメモして意味を調べて移動中や空いている時間に見るようにしました。

研修を通して得たことと今後の学生生活への生かし方について

今回の研修を通じて、一番感じたのはコミュニケーションの大切さです。これはなにも英語や外国語に限った話ではありません。他人と共存する社会で良い人間関係を築くには日々の何気ない会話が意外と重要なのではないかと思いました。なれない外国語を使って価値観の全く違う学生達と会話をしていても、共通の趣味や自己開示をする事で距離が縮まるのを感じました。一方でホストファミリーとはどうしても業務連絡の様なものが多く、少しぎこちなさや壁を感じることもありました。このことから日々の会話、コミュニケーションは良い関係や環境を作る力があるのだと実感しました。また、そんなにコミュニケーションが得意なわけではないですが、英語でもできたのだから母国語で出来ないわけがないという自信にもなりました。今後の学校生活だけではなく、卒業した後にもたくさんの人たちと出会う機会があると思います。そこで今回の研修で学んだことを活かしてより良い人間関係を築いていきたいです。

ムリワイビーチの展望台から

ムリワイビーチの展望台から

ホストと教会のメンバーと

ホストと教会のメンバーと

その他の海外研修体験レポート

長期研修プログラム 交換留学 個人研修奨学金 レポート一覧 771_longterm_report_thumb_4.jpg