イスラーム研究所
概要
イスラーム研究所は建学の精神に則り、イスラーム世界の諸相を総合的に考察し、その根底にあるシャリーア(イスラーム法)を調査研究し、イスラーム世界と日本との様々な交流促進並びに相互理解に寄与することを目的とし、次の事業を行っています。
イスラームの政治・経済・社会等の諸事情の研究・調査及びシャリーア研究
(シャリーア解説書及び、シャリーア勧告の翻訳・解説・研究等)
イスラーム及びシャリーアに関する刊行物の発行
イスラーム及びシャリーアに関する研究会・講習会・セミナー・シンポジウム等の開催
イスラーム及びシャリーアに関する受託研究及び調査
その他、研究所の目的達成のために必要な事業
そのため、研究にはシャリーアを専門とする研究者が学内外から参加しています。
その研究成果の発表の場として、年間7回の公開「タフスィール(クルアーン解釈)研究会」を開催し、社会に広く還元しています。
今後、この研究会をさらに発展させていきたいと考えています。また、年に一回は開催している「イスラーム講演会」では国内外から講師を招き、イスラーム世界の紹介を行なっています。
いずれも参加者から好評を得ています。また、季刊誌「ニューズレター」を発行し、他の様々な研究所の活動について報告を行なっています。
年間の研究成果報告として、紀要「シャリーア研究」を発行しています。
所長挨拶
森 伸生 (イスラーム研究所教授)
今日の国際社会にあって、いわゆるイスラーム国は50ヶ国余あり、ムスリムも13億人と世界総人口の五分の一を占めるまでになっています。また主要産油国でもある中東諸国は世界の石油埋蔵量の三分の二を占めるなど、「イスラーム世界」は国際社会にあらゆる分野で大きな影響を及ぼす存在になっています。
本研究所は2007年4月1日に海外事情研究所から独立して活動するようになり、これまで培ってきたイスラーム研究をより促進すると共に、イスラーム世界における政治・経済・文化・社会の根底にあるシャリーア(イスラーム法)の研究に重点を置き、総合的に調査・研究を行い、その成果を広く社会に還元していくことを目標としています。
本研究所はイスラーム諸国の大学でシャリーア学を修めた研究者を多く抱えており、シャリーアの諸分野における研究を行なっていますが、具体的な研究対象としてはイスラーム諸国のイスラーム法学者が日々、民衆からの要請に応える形で出しているイスラーム法的回答(ファトワー)を取り上げてイスラーム世界の現状分析を進めています。さらに、産学共同研究として、イスラーム諸国に進出している企業と共同でイスラーム法上の合法性(ハラール)に関する調査研究を行なっています。
このような学術的研究と産学共同研究を通じて、イスラーム世界の理解の促進また日本との経済的交流、文化的交流の基礎の形成ができると考えています。
出版物
紀要 『シャリーア研究』
- 第6号
奨学論文・作品
イスラーム研究所 オリジナルサイト
ご質問などがございましたら、kenkyu@ofc.takushoku-u.ac.jp宛に電子メールでご連絡いただけますようお願い申しあげます。