夏季合宿研修で山口県下関市・萩市を訪問しました | 学生生活 | ニュース一覧 | 拓殖大学

夏季合宿研修で山口県下関市・萩市を訪問しました

掲載日:2015年08月26日

日清講和記念館
日清講和記念館
乃木神社では松吉禰宜が解説
乃木神社では松吉禰宜が解説
萩博物館
萩博物館
松陰神社に入室
松陰神社に入室

8月6日(木)~9日(日)までの3泊4日で、桂太郎塾夏季合宿研修が行われ、今年も昨年に引き続いて山口県下関市、桂太郎公爵生誕の地・萩市を訪問しました。

下関では、源氏に敗れた平家が滅亡に至った源平合戦最後の戦い「壇ノ浦の戦い」が繰り広げられた「みもすそ川公園」、日清講和会議が開かれた春帆楼に隣接する日清講和記念館等を見学しました。

さらに日露戦争時に難攻不落の旅順要塞を陥落させたことで知られる明治の軍人・乃木希典大将を祀る乃木神社では、その歴史について松吉保昌禰宜から説明を受けました。

桂太郎塾にとって今回で7回目の訪問となる萩は、吉田松陰の妹である文を主人公とするNHK大河ドラマ「花燃ゆ」や萩市にある5つの構成遺産を含む「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産への登録が追い風となっているようで、大勢の観光客で賑わっていました。

萩博物館では樋口尚樹歴史専門員による解説の下、桂公爵愛用の遺品、書簡、写真を見せてもらいました。塾生たちは目を輝かせながら、これらの品々に見入っていました。

松陰を祀る松陰神社では玉串奉奠の後、社内にある松下村塾に入室。正座をしながら約1時間、塾生たちは緊張した面持ちで上田俊成宮司の講話を聞きながら、メモを取っていました。

さらに、萩焼作家でもある学友会山口県支部の守繁徹前支部長の萩焼窯元「蓮光山」で素焼きの湯呑みへの絵付けを体験し、桂公爵旧宅では校歌を斉唱して後期に向けての決意を新たにしました。この間、桂太郎塾恒例のディベート大会、公務の間を縫って宿泊先まで駆け付けて下さった野村興兒市長による萩市の歴史や文化、産業に関する講話と実に盛りだくさんの内容で、例年以上に収穫の多い研修となりました。

今回の研修は、本学後援会、さらに学友会山口県支部の全面的なバックアップ、特に守繁前支部長と森田宗和幹事長の多大なるご支援とご協力より実現しました。この場を借りて心から感謝申し上げます。



萩焼の絵付け体験
萩焼の絵付け体験
野村市長による講話
野村市長による講話
学友会山口県支部の皆様との懇親会は「興亜の雄図」で締め括る
学友会山口県支部の皆様との懇親会は
「興亜の雄図」で締め括る