恒例の夏季合宿研修で山口県下関市・萩市を訪問しました

掲載日:2017年08月18日

8月7日(月)~10日(木)までの3泊4日で、恒例となった桂太郎塾の夏季合宿研修が行われ、今年も山口県下関市、萩市を訪問しました。期間中、中国地方に台風接近が予想されていましたが、ほとんど雨に降られることもなく順調に過ごすことができました。

初日に訪れた下関では、日清講和記念館、赤間神宮、「壇ノ浦の戦い」が繰り広げられた「みもすそ川公園」、さらに高杉晋作の回天義挙で知られる功山寺を回りました。

9回目の訪問となる桂太郎公爵の故郷・萩での研修も充実したものでした。2日目、萩博物館では桂公爵愛用の品々に触れ、続いて全国屈指の規模を誇った旧萩藩校明倫館の跡地に立つ今年3月にオープンしたばかりの「萩・明倫学舎」を見学しました。国の登録有形文化財に登録された本館と併せ、改修された日本最大級の木造校舎群を見て回り、世界遺産に登録された萩の5つの資産を含む「明治日本の産業革命遺産」について学びました。この日は、萩焼作家でもある学友会山口県支部の守繁徹前支部長の萩焼窯元「蓮光山」も訪れ、素焼きの湯呑みへの絵付け体験をしました。

3日目は萩において「松陰先生」の呼び名で多くの人々から尊敬されている吉田松陰を祀る松陰神社を正式参拝した後、松下村塾に入室し、上田俊成名誉宮司による講話を受けました。さらに、桂公爵旧宅を訪問して、全員で校歌を斉唱し、後期に向けての決意を新たにしました。

今回の研修も、本学後援会、さらに学友会山口県支部の全面的なバックアップ、特に守繁前支部長と森田宗和幹事長の多大なるご支援とご協力より大変実りある素晴らしいものとなりました。来年は明治150年、松陰没後160年、そして桂太郎塾も発足から10年を迎えます。地元の方々からは「来年は節目が重なるので、次回の合宿では何か大きなイベントを開催しよう」との声も聞かれました。

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みもすそ川公園

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地元テレビ局の取材を受ける

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萩・明倫学舎

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素焼きの湯呑みへの絵付け体験

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松下村塾

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桂公爵旧宅にて校歌斉唱