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【オープンカレッジ】理工学総合研究所主催公開講座を開催しました

掲載日:2016年11月30日

東京大学先端科学技術開発センター副所長・教授の中村尚先生を講師として迎え、 11月19日(土)午後1時より文京キャンパスの後藤新平・新渡戸稲造記念講堂において、理工学総合研究所の公開講座 「世の中で起きることは、どこまで予測可能なのか」が開催されました。

第1部は「予測不能を科学する"カオス" とは?」と題して、理工学総合研究所長・吉森茂教授が講演しました。
非線形な現象はコンピュータの性能がいかに向上しても将来を正確に予測することは困難であるが、一方、カオスを工学的に応用すれば、 安全な通信が実現可能であることを説明されました。

第2部では、中村尚先生が「「気候変動と異常気象」-今何が起き、どこまで予測できるのか?-」と題して講演されました。
様々な気象データやカラー資料を駆使して、温暖化の原因である二酸化炭素濃度やメタン濃度がさらに上昇すれば、 人の住めない環境になってしまうことを説明されました。

本学は、地域に開かれた大学をモットーに付属研究所が中心となって、多くの方々に有益な公開講座を企画実施しています。 今後のスケジュールについては、本学のホームページ「公開講座」をご参照下さい。


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挨拶に続き第1部は吉森理工研所長が登壇

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第2部講師は東京大学先端科学技術開発センター
副所長・教授の中村尚先生

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講座の様子