【オープンカレッジ】 平成29年度外国語講座受講募集を開始いたします | 公開講座 | ニュース一覧 | 拓殖大学

【オープンカレッジ】 平成29年度外国語講座受講募集を開始いたします

掲載日:2017年02月16日

タイ語初級クラス受講生の紹介

自動車のラリーをしていた関係でタイに度々出向く機会を得たのが今から約20年前のこと。

私はパリ~ダカールラリーで代表されるクロスカントリーラリーのアジア版とも言えるアジアクロスカントリーラリーに出場していました。 当初はマレーシアがスタートだったものの、数年たった頃からはスタート地がタイに変更され、毎年まとまった期間、 タイに滞在するようになりました。

しかし、私の行くタイはスタート地のバンコクやパタヤ以外はタイの方でもあまり訪れることのないジャングルの中。

チームには英語を話すタイの方が必ずおり、 タイ語を話さなくても優しいタイの田舎の方たちはすべて身振り手振りで意思疎通をすることが可能でした。

2017021601thailand01.jpg

2014アジアンラリースタート直前

そうこうするうちに私はタイでスポーツイベントを行う会社で働くことになり、タイへ出向くことは更に増えました。
しかし、これまた大きなイベントを行うスタッフはたいてい英語が話せるため、 タイ語を勉強しようとするよりは英語の精度を高めたほうがいいだろうとタイ語を勉強しようとはしませんでした。 そして数年前、とうとう転職した会社はタイ人が社長の会社。
現在同じ会社のスタッフはタイ人ですが、日本在住約15年で日本語が堪能です。 社長とは英語で話すため、またもやタイ語を勉強する必要性は感じませんでした。
しかし、本当はずっと勉強の必要性を感じてはいたのに、 何かと忙しく、時間がないのを学んでみようとしない理由にしたのも事実かもしれません。 そしてある時、ふと目にした拓殖大学のタイ語講座が目にとまり、勉強することを決意しました。
理由は仕事が終わった後に通える、週一回なのでなんとなくずっと勉強し続けることができる、 そして思ったよりも良心的な価格設定にありました。

タイ語は拓殖大学で初めて学び始め、入門クラス、初級クラス、そして今年また初級を受けています。 3年目ということになります。学んでみて良かったことは、 タイから訪日されたお客様に簡単なタイ語の単語や文章を言っただけでも喜んでいただけることです。 やっぱり言葉は接する相手の方の言語を使うのが一番だと思いました。 さらにタイ語の文章の構成やニュアンスを勉強するにつれ、 タイ人の使う日本語や英語のニュアンスが日本人とは違うということが理解できるようになりました。 また、一番苦労したことは文字がなかなか覚えられないことです。 努力が足りないだけですが、文字の上にも下にもどんどん記号がついていくので、 日本語や英語とはあまりに違っていて衝撃を受けました。これは順序立てて習わないと、独習していたなら、 おそらく挫折していたと思います。

現在、日常の業務でもタイ語のメール等を目にしたり、タイの方と接しますので、 そのような時に学んだタイ語を少しずつ使うようにしています。

他で学んだことがないので比較はできませんが、 拓殖大学の外国語講座の先生は普段大学で教えていらっしゃる方ですので教え方も上手ですし、 外国語講座として完成されている感があります。また、私たち社会人の生徒は大学生さんとは記憶力等に雲泥の差があります。 それでも現在担当してくださるタイ人の先生は私たちのレベルにあわせて一生懸命教 えて下さるので、あまりに覚えの悪いこちらのほうが恐縮してしまいます。

社会人ですので、出張等で出席できないこともあるかと思います。 最初のうちは一回出席しないだけで次の授業についていくのが大変でしたが、 欠席した時の内容についてはクラスメートたちと作ったLineで情報を収集したり、ノートをコピーさせてもらったりと勉強を続けられる環境がありました。 タイやタイ語に興味をお持ちなら、一緒に勉強してみませんか。

2017021601thailand02.jpg

2014アジアンラリーSS(スペシャルステージ)

2017021601thailand03.jpg

2014アジアンラリーフィニッシュゲートにて

2017021601thailand04.jpg

2014アジアンラリー ホテルでの車両整備

※今回ホームページでは受講者個人様の感想を参考まで紹介させていただきました。
本学の教学の理念に基づき、学術全般を広く社会に還元すべく開講している外国語講座は、この春57年目を迎えます。
「外国語講座」をはじめ「日本語教師養成講座」「アジア塾」「ファシリテーター養成コース」は平成29年度の受講申し込みを順次開始いたします。 詳細は拓殖大学ホームページ「公開講座」をご覧ください。