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【オープンカレッジ】 平成29年度外国語講座は受講生を募集中です

掲載日:2017年02月21日

ミャンマー語入門クラス受講生の紹介

私の勤め先はアジアを中心とした海外の研修員を招いて農業関係の研修をしています。 ミャンマーのみならずタイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、マレーシア、インドネシア、フィリピンなどのアセアン諸国、インド、ネパール、ブータンなどの南アジア諸国からの研修員を招いています。

このような国内研修による国際協力活動のみならず、自ら海外に出向いて直接それらの農業発展に資する活動を展開すべくミャンマーでのプロジェクトを2年前に開始しました。 そのような折、東京の池袋から直ぐの茗荷谷で、帰宅途中に通学できるという立地条件の良さからも、2015年に受講を開始し、ミャンマーの仕事も続いているため2016年も引き続き受講しております。

2016年9月にミャンマーの農民グループを日本に招いて日本の民主的な農民グループの活動とはどのようなものか学んでいただきました。 片言でも通訳を介さずミャンマー語で直接会話ができるとよりお互いの信頼関係が深まるように感じます。自己紹介で、「チャノ ナーメ スズキ バー、トヨタ マホープー、ホンダ マホープー」(私の名前はスズキです、トヨタではありません、ホンダでもありません。)とミャンマー語で話すとまさにツカミはOKという感じです。

また、いきつけの焼き鳥屋に昔からミャンマー人のバイトが働いており、最近ではヤンゴンの焼き鳥屋に行ったつもりでミャンマー語で注文をしたり、時候の挨拶をしたりしています。しかし、彼らはミャンマーから日本に来て日本人のオーダーを注文書にひらがなやカタカナで書き記すわけですから、自分が逆の立場でヤンゴンのレストランで同じ仕事ができるかと思うとかなり難しいでしょうね。

アセアン諸国では経済統合から英語がコミュニケーション手段としてより重視されてきますが、各国の母国語でのコミュニケーションもより相手を理解するうえでは大切です。 仕事をきっかけにミャンマー語を勉強し始めましたが、ミャンマー人との心と心のコミュニケ―ションの基本としてミャンマー語を今後も継続して学んでいきたいと思います。

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ヤンゴンの居酒屋「新橋横丁」にて

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ミャンマーの農村にて

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ミャンマー農民本邦研修 鎌倉市農協連即売所にて

※今回ホームページでは受講者個人様の感想を参考まで紹介させていただきました。
本学の教学の理念に基づき、学術全般を広く社会に還元すべく開講している外国語講座は、 この春57年目を迎えます。 「外国語講座」をはじめ 「日本語教師養成講座」「アジア塾」「ファシリテーター養成コース」は平成29年度の受講申し込みを順次開始いたします。 詳細は拓殖大学ホームページ 「公開講座」 をご覧ください。