【オープンカレッジ】 日本語教師養成講座、アジア塾、ファシリテーター養成コースも平成29年度受講生を募集しています。 | 公開講座 | ニュース一覧 | 拓殖大学

【オープンカレッジ】 日本語教師養成講座、アジア塾、ファシリテーター養成コースも平成29年度受講生を募集しています。

掲載日:2017年02月28日

外国語講座 ヒンディー語中級総合クラス受講生の紹介

私がインドに興味を持ったのは、20年前の一冊の本でした。偶然、本屋さんで手に取ったその本は、 アーユルヴェーダ(インド伝承医学)を学ぶため、インドに赴いた一人の医師が、 インドで体験したさまざまな出来事を綴ったものでした。アーユルヴェーダという言葉も当時はあまり知られておらず、
額にゴマ油を垂らして体調を良くする・・・(へぇーそんなので良くなるの??)またインド医学の大家は脈診で体調を診たり、
触診で前の晩に何を食べたかが分かる・・・(へぇー すごい!!)と不思議な世界に魅了されました。占星学も盛んで、 代々占星術を生業にしている家系があるほどで、インドでは生まれるとすぐにホロスコープを作り、 結婚もそれを見て相性の良い相手を探す国なのだと書いてありました。そんな魅惑な国インドに、是非いつか行ってみたいと思ったのです。 その当時は子育ての真最中でしたので、子育てが終わったら・・・と夢見ていました。

そして、そろそろとなった今、看板くらい読める様になってインドに行きたい!と思い、 拓殖大学でヒンディー語を習い始めて約2年が経ちます。

20170305hindy.png

ヒンディー語中級総合クラス受講生

電車でヒンディー語の参考書を見ていた時、突然となりから「なぜインドの言葉を?」という声。 顔をあげると流暢な日本語を話すインド人のサラリーマンでした。
私が「インドに興味があって是非インドに行きたいと思っています。」と話をすると、 なんとその男性から「ありがとうございます。」とお礼を言われたのです。 この方もインドを大切に想っているんだなぁと暖かい気持ちになりました。 カレー屋さん以外でインドの方に会うのは初めてだったので、さらに感激しました。

ヒンディー語の文は日本語とほぼ同じ語順なので、非常に学びやすいのですが、男性名詞と女性名詞に分かれていて、 それに合わせて後の単語が変化したり、形容詞による変化もあるので、この部分は苦労しています。 でも一生懸命勉強してインドに旅行した折には、ヒンディー語で市場で買い物をしたり、 オートリキシャーの運転手さんに行先を伝えられるようになりたいと思っています。

拓殖大学の外国語講座は一年を通して学べ、非常に安価であり、仕事終わりに通える時間帯なので、とても良いと思います。
講座では、先生のインドでのお話を伺う度、貧しい人も富める人もいるインドですが、日々一生懸命に生きている人々の姿が感じられ、 日本の原風景を見る様で、とても懐かしく暖かい気持ちになります。是非インドやヒンディー語に興味のある方は、 ヒンディー語を学んで、そんなインドに触れてみては如何でしょうか。

※今回ホームページでは受講者個人様の感想を参考まで紹介させていただきました。
本学の教学の理念に基づき、学術全般を広く社会に還元すべく開講している外国語講座は、 この春57年目を迎えます。 「外国語講座」をはじめ 「日本語教師養成講座」「アジア塾」「ファシリテーター養成コース」は平成29年度の受講申し込みを順次開始いたします。 詳細は拓殖大学ホームページ 「公開講座」 をご覧ください。