政治経済研究所主催公開講座「ドイツ憲法の苦労と奮闘~近代は遅れて来たのか?~」 | 公開講座 | ニュース一覧 | 拓殖大学

政治経済研究所主催公開講座「ドイツ憲法の苦労と奮闘~近代は遅れて来たのか?~」

掲載日:2017年06月20日

6月17日土曜日 拓殖大学政治経済研究所主催公開講座「ドイツ憲法の苦労と奮闘~近代は遅れて来たのか?~」が開催されました。 講師は本学政経学部の高橋雅人准教授です。
当日はさわやかな青空が広がるキャンパスに、熱心な受講者にお集まり頂きました。 講座は憲法からみたドイツ近代化の苦闘の足跡を追うものでした。
かのヴァイマル憲法がナチス体制を産む-民主主義により民主主義が否定される-という歴史を辿ったことを法的観点から追い、 それゆえに戦後のドイツ憲法には「民主主義を闘いとる」という意気込みがみられることが指摘されました。
またその運用の近年の実態はどのようであるかも実例を紹介しつつ分析していく興味深いものでした。

尚、当日の資料は本学ホームページ 「機構・研究所 政治経済研究所」 をご覧ください。
次回の公開講座は10月7日土曜日13時より「EUはどこへ向かうのか?~移民・難民問題、テロ、ポピュリズムの背景を考える~」を開催します。 講師は本学政経学部細井優子准教授です。また10月28日土曜日13時より「イスラーム世界を考える~集権の中東と分権の日本~」を予定しています。 講師は本学政経学部立花亨教授です。

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政経研 高橋雅人先生

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政経研講座 講座会場

本学は、地域に開かれた大学をモットーに、本学付属研究所の各研究所が中心となり多くの方に有益な公開講座を企画・実施しています。 今後のスケジュールに関しては本学のホームページ「公開講座」をご参照ください。