経済学研究科 小栗誠治客員教授の最終講義が行われました | 大学院 | ニュース一覧 | 拓殖大学

経済学研究科 小栗誠治客員教授の最終講義が行われました

掲載日:2018年01月09日

1月9日に大学院経済学研究科の小栗誠治客員教授の最終講義が行われました。
御定年を前に小栗客員教授が授業を開放されたもので、教員や過去に履修した学生などが参加しました。

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演題は「中央銀行の本質を再考する」でⅠ)中央銀行の概念、Ⅱ)中央銀行の公共目的、Ⅲ)中央銀行の銀行性、Ⅳ)中央銀行の独立性、Ⅴ)中央銀行の伝統理念と本質、Ⅵ)中央銀行の一般原則という順でご説明がありました。

各国の中央銀行が出口戦略を探る今年に①一般物価と資産インフレ、②政府と中央銀行の統合バランスシート、③銀行券と政府紙幣、④最後の貸し手機能、⑤中央銀行の独立性を巡る近年の議論、等々世間一般の関心も高い問題をアカデミックの観点から解き明かしました。

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中央銀行の要職を歴任し、教員としての経験も豊富な小栗客員教授のわかりやすい講義に同客員教授の研究室のマスコミ内定者の教え子など学生達が熱心に聞き入り、講義時間の90分が短く感じられました。

大学院経済学研究科では1月28日(日)、3月3日(土)に来年度の入試を行います。
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