国際理解教育高大連携(留学生による交流授業)⑤【多文化パーティー】 | 国際交流 | ニュース一覧 | 拓殖大学

国際理解教育高大連携(留学生による交流授業)⑤【多文化パーティー】

掲載日:2015年07月06日

7月3日(金)、前期最後となる都立翔陽高校との交流授業が行われました。

この日は前期のまとめとして、留学生と高校生が共に準備をした「多文化パーティー」を都立翔陽高校で実施しました。高校生の出迎えで始まったパーティーは、「アメリカンドッジボール」からスタートしました。
初めはボールをよけることが多かった留学生ですが、1人がボールをキャッチすると大きな歓声が上がりました。これを皮切りに、留学生も一生懸命にボールを追いかけ、高校生と楽しみながら取り組むことができました。

続いて、日本ならではの遊びとして「だるまさんがころんだ」、「なんでもバスケット」を行いました。始まる前に高校生が丁寧にルールを教えてくれたおかげで、留学生たちもすぐにゲームに参加することができました。「だるまさんがころんだ」では、留学生が逃げそびれて鬼になってしまう場面もあり、大いに盛り上がりました。

また、「なんでもバスケット」では、椅子をめぐって争奪戦が繰り広げられました。留学生が出したお題に高校生が慌てて移動した場面では、笑い声が教室に響き渡りました。

留学生からこれまでの交流授業の復習を兼ねて母国の名所、名物を中心に作成した「国当てクイズ」を実施しました。高校生は一生懸命に考えながら、写真を見ては「とてもきれいな風景だ」、「いつか行ってみたい」などといった声を上げていました。
難しい写真ですぐに正解が分かった高校生には、留学生からも大きな拍手が送られました。

最後に、高校生から「留学生の皆さんと交流ができて、とても楽しかったです。後期の授業も宜しくお願いします」と挨拶がありました。これに対して、留学生から「自分の国を紹介する機会を与えてくれて嬉しかったです。高校生の皆さんから日本のことをたくさん教えてもらい、勉強になりました。
これからもこういった授業が続くと嬉しいです」と感謝の言葉が伝えられました。

前期期間中の授業では、留学生は自分の母国の紹介を通して、日本語や発表のスキルだけでなく、母国について改めて学ぶ機会を得ることができました。

高校生の発表やフリートークでは、普段の授業では学ぶことのできない、高校生ならではの日本の様子を学ぶことができ、とても有意義な時間になりました。 後期も引き続き交流授業を実施する予定です。


⑤【多文化パーティー】
(アメリカンドッジボール)

⑤【多文化パーティー】
(だるまさんがころんだ)

⑤【多文化パーティー】
(なんでもバスケット)

⑤【多文化パーティー】
(国当てクイズ)

⑤【多文化パーティー】
(留学生によるお礼の挨拶)

⑤【多文化パーティー】
(集合写真)