国際理解教育高大連携(留学生による交流授業)⑪【多文化パーティー】 | 国際交流 | ニュース一覧 | 拓殖大学

国際理解教育高大連携(留学生による交流授業)⑪【多文化パーティー】

掲載日:2015年12月21日

12月18日(金)、後期最後となる都立翔陽高校との交流授業が行われました。
この日は先週の交流授業で留学生と高校生が共に準備をした「多文化パーティー」を都立翔陽高校で実施しました。

高校生の案内のもと、トレーニングルームにてジェスチャーゲームの「震源地」からパーティーはスタートしました。これは鬼役の人を囲んで、誰がジェスチャーの「震源地」役かを当てるゲームです。
留学生も高校生に倣って、遅れまいとジェスチャーを合わせて、楽しみながら参加することが出来ました。
留学生が「震源地」役を務めた際には、鬼役の高校生を悩ませる場面もあり、大きな笑い声が響き渡りました。

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「震源地」ゲームで鬼役になった留学生

続いて、「じゃんけん列車」を行いました。留学生が高校生とコミュニケーションを取りながら、参加する姿が印象的でした。一回戦では、留学生がじゃんけんに勝ち続け見事に優勝しました。この後もお互いに積極的に声を掛け合いながら、取り組むことが出来ました。

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「じゃんけん列車」は大盛り上がり

体を動かすゲームの終了後は、教室へ移動して、後期交流授業の復習を兼ねた留学生による「国当てクイズ」を行いました。留学生は出身地の名所や名物の食べ物だけでなく、穴場スポットや自分の大学の写真を使い、前期よりも難しいクイズを出題しました。高校生も友達どうしで一生懸命に考えていました。見事に正解すると、他の高校生から「こんな場所があったなんて知らなかった」、「とても綺麗な景色でびっくり。いつか行ってみたい」という声が上がりました。それぞれの写真について、留学生からの解説もあり、高校生も交流授業の復習が出来たのではないかと思います。

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今回は難問もあった「国当てクイズ」

また、「イスとりゲーム」にもチャレンジしました。高校生がルールを丁寧に教えてくれたおかげで、留学生も開始前からとても楽しみな表情をしていました。勝ち残り戦で徐々にイスが減っていく中、最後は高校生と留学生の一騎打ちになりました。残念ながら留学生は敗れてしまいましたが、皆の応援もあり、とても盛り上がりました。

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応援にも熱が入った「イス取りゲーム」

この日をもって、平成27年度の交流授業は終了となりました。高校生からは「留学生のおかげで、色々な国について学ぶことが出来ました。
フリートークでもたくさんお話が出来て、楽しい時間を過ごすことが出来ました」と挨拶がありました。留学生からは「普段の学校生活では、高校生と接する機会がないので、毎週とても楽しみでした。寂しいので、お別れしたくありません。ぜひ色々な国に行ってみてください。いつか私たちの国で会えると嬉しいです」と感謝の言葉が述べられました。

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留学生代表による挨拶

この交流授業を通して、留学生は日本の文化を高校生ならではの視点で学ぶことが出来ました。高校生の授業はどれも普段の講義では学ぶことの出来ない新鮮な内容でした。
また、高校生の皆さんが留学生の発表を通して海外に関心を持つきっかけとなればとても嬉しく思います。
翔陽高校の皆さん、一年間ありがとうございました。

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集合写真