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白鵬関を特別講師に地域社会人大学が開催されました

掲載日:2015年06月15日

6月14日拓殖大学文京キャンパスでは「拓殖大学 地域社会人大学~一日入学~」が開催されました。

これは本学文京キャンパス周辺の地域住民の方々をお招きして講義を聴講して頂き、最後に1日社会人大学修了証書を授与するという催しです。前回平成24年7月も大変好評であったため、今回の2時限の中身は一段と濃厚、かつ誰にでも興味深い授業となりました。

近隣5町会から参加された約130名の聴講生に対し、本学、福田勝幸理事長の挨拶の後、講義に入りました。

1限目は、本学の渡辺利夫総長による講義で、タイトルは『日本の国柄について』でした。

内容は、日本の歴史は連綿として引き継がれている。これは伊勢神宮の式年遷宮が今日も変わらず行われていることなどでもわかる。中国、韓国の歴史と比較しながら、日本の国柄について、さらには日本国憲法の序文についても言及しての講義でした。

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午後からの第2限目は、69代横綱白鵬翔関(本学客員教授)の講義となりました。

タイトルは『果てしなき夢の実現、国際交流の階(きざはし)となって』です。

この講座には、新聞・雑誌社、テレビ局など計21社、30名ほどの記者、カメラマンも聴講者に加わり、和気藹々とした授業となりました。

横綱のモンゴルの父は、1964年の東京五輪にはレスリングの選手として出場している。今度2020年の東京五輪の開会式に土俵入りがあるとすれば、その時まで横綱として現役を維持して私も出場したい。これは私の大きな夢である、という話。また、本学北海道拓殖短期大学の土門副学長の質問に応えるような形で、幼い頃からの横綱の食生活、強さの秘密など興味あふれる話に会場中が盛り上がっていました。質問の時間には「私の子供を抱いてほしい」という願いに、横綱が幼児を抱きかかえる一幕もありました。

当日はオープンキャンパスも開催されており、構内は多くの人でにぎわっていましたが、、横綱は、講義の前に新しい校舎(E館)を見学してまわりました。

地域社会人大学は、渡辺総長から地域の受講者一人一人に修了証書を授与して無事終了しました。近隣在住の受講者のひとりは「本当に興味深い講義ばかりで、どちらももう少し時間を延長してほしかった。感激でした」と語っていました。