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『2017年から始まる!「砂上の中華帝国」大崩壊』澁谷 司(海外事情研究所教授)著

掲載日:2017年02月13日

『2017年から始まる!「砂上の中華帝国」大崩壊』

今年(2017年)1月17日、中国・遼寧省長は、2011年~14年の遼寧省のGDPが20%水増しされていたと初めて公表した。
また、同省長は、同省の昨2016年1‐9月のGDPはマイナス2.2%だとも述べている。
これは遼寧省だけの粉飾ではない。他の省市も多かれ少なかれ、水増しているのは確実である(幹部の出世はGDPの伸びで決まるため)。
北京政府は、昨年の中国のGDPは6.7%だったと言っている。そのため、中国のGDPはインド(6.6%)を抜いて世界1となった。 ところが、現在、中国の景気は2008年9月の「リーマンショック」時よりも悪い。 それにもかかわらず、中国共産党は中国のGDPの伸びは世界1だと喧伝している。面妖である。本書では、第2章で中国経済の低迷ぶりを実証した。
第4章では、安倍内閣が戦後歴代内閣では持たなかった世界戦略「セキュリティ・ダイアモンド」+「対中J型包囲網」)で外交・安全保障政策を構築している事実を明らかにした。
第5章では、北朝鮮と中国(旧瀋陽軍区=現北部戦区)は軍事的に一体化している点を検証している。近年、北京政府は、米国の次に北朝鮮を「仮想敵国」と決めつけた。金正恩委員長は江沢民系の「上海閥」と近い。ある意味、「太子党」の習近平主席とは敵対関係にある。この点を理解しなければ、中朝関係の本質はわからないだろう

出版社

電波社

発行日

2017年2月7日

著者

澁谷 司
1953年生まれ。東京外国語大学中国語学科卒業。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。
東京外国語大学講師、国際教養大学講師などを歴任。現在、拓殖大学海外事情研究所教授。
2004年夏〜2005年夏、台湾の明道管理学院(現、明道大学)で教鞭を取る。2011年4月~2014年3月、拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。
専門は、現代中国政治論、現代台湾政治論、東アジア国際関係論。
著書に『人が死滅する中国汚染大陸』、『中国高官が祖国を捨てる日』、『戦略を持たない日本』(いずれも経済界)がある。