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福田理事長がベトナムを訪問

掲載日:2017年03月03日

福田理事長は、2月21日より5日間、7年ぶりにベトナムを訪問し、現地との交流を深めました。

今回の訪問は、25年来の友人で、昨年11月に急逝された、元駐日ベトナム公使・故グエン・ミン・ハ氏の墓参が主な目的でした。 2月22日に、同氏の生誕の地であるハノイ郊外キムラン村を訪問し、お墓での献花、およびご実家を訪問し、奥様や同氏のご親族とともに追悼の昼食会を持ちました。 同氏は、現在の日越友好の先駆者として活躍され、若き日のベトナム戦争当時、北朝鮮留学により日本語をマスター。
以後、ベトナム外務省の日本担当としてご尽力されました。又、同氏の親族を始め、多くのベトナム留学生を拓殖大学に派遣いただいた功労者でもありました。 当日は、同氏のご縁で、福田理事長が10年にわたり日本での保証人を務め、現在、ハノイ国家大学ハノイ工業技術大学学長のグエン・ベト・ハー氏(本学工学部・大学院OB) にも随行いただきました。

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故グエン・ミン・ハ氏墓前にて

翌日は、ベト・ハー氏が学長を務めるハノイ国家大学を表敬訪問ののち、本学が構想段階よりかかわっていた、日越大学(VJU)の古田学長を訪問。 昨年9月に大学院として開校。協力校として本学も支援し、カリキュラムの検討や講師の派遣などを行っており、古田学長より感謝のお言葉がありました。 日本政府ODAによる人造りプログラムとしてスタートし、近く4年制大学も開設予定で、日越を結ぶ人材供給基地となる構想です。

22日の夜は、学友会ベトナム支部による福田理事長を囲む会が、市内で開催されました。ハノイ在住のOB・OGが16名集合してくれました。 そのうちベトナム人の元留学生が14名で、日本人は2名という構成でした。特にベトナム人の方は、実業家として会社をいくつも経営していたり、 ベトナム外務省や投資開発庁で日本担当として勤務する公務員、ベトナムに進出している名だたる日系企業のマネージャーであったりと、 それぞれの分野で大活躍されている、まさにベトナムの活気をそのまま実現したような若くて元気な学友会会場となりました。

ベトナムは、現在日本への留学生が18万人に達し、中国に次ぐ留学生大国となりました。本学でもベトナム留学生は年々増加の一途をたどり、 留学生数第2位です。これに対応すべく、現地に留学生デスクを設け、更なる留学生を受け入れできるよう体制整備中です。

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故グエン・ミン・ハ氏生家にて奥様と子息に大学よりの感謝状とメダルを贈与

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学友会ベトナム支部での福田理事長を囲んでOBOGとの記念撮影

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日越大学古田学長(左から3人目)、福田理事長(同4人目)、ベト・ハーベトナム国家大学ハノイ工業技術大学長(右から2人目)、小樋山チーフアドバイザー(右端)