ジョルジ・アマード著『老練な船乗りたちバイーアの波止場の二つの物語』高橋都彦(拓殖大学名誉教授)訳 | 大学NEWS | ニュース一覧 | 拓殖大学

ジョルジ・アマード著『老練な船乗りたちバイーアの波止場の二つの物語』高橋都彦(拓殖大学名誉教授)訳

掲載日:2017年12月18日

老練な船乗りたちバイーアの波止場の二つの物語

短篇「キンカス・ベーホ・ダグアの二度の死」と長編「遠洋航海船長ヴァスコ・モスコ-ゾ・ジ・アラガンの物議をかもした冒険談についての紛れもない真実」の2編から構成。

短篇では主人公の死にざまについて、長編では主人公の正体について虚実ないまぜにされた二つの説があげられ、 それを頼りない語り手が脱線しながら真実を突き止めようとする。20世紀の始め頃のブラジルの社会、人間模様を時にきつい皮肉を交えたユーモアに包んで描いている。

特にこの短篇はアマードの作品中でも最高のものと評価されている。本書は、1978年に旺文社文庫で刊行された拙訳の改訳版。

出版社

水声社

発行日

2017年11月30日 (原著は1961年)

著者

1943年、東京都に生まれる。
1971年3月 東京外国語大学大学院外国語研究科(ロマンス系言語専攻)修士課程修了
1979年4月 拓殖大学商学部専任講師
1989年4月 助教授をへて教授
2014年3月 拓殖大学を定年退職
現在 拓殖大学名誉教授
専門 ポルトガル語学、ポルトガル語文学
主要著書『現代ポルトガル語辞典』(共著、白水社、初版1996年、改定版2005
年、第3版2014年)

主要著書
『ブラジル・ポルトガル語の基礎』(白水社、2009年)
主要訳書
クラリッセ・リスペクトール著『G・Hの受難/家族の絆』(共訳、集英社、1984年)
フェルナンド・ペソア著『不安の書』(新思索社、2007年)