外国語学部が目指す教師像

外国語学部では、「拓殖大学の教職課程における教員養成の理念と目的」(前掲)に重点を置きながら、学部独自の教育理念に基づいて、次のような教師の養成を目指します。

(1) 高い語学力を備えた国際感覚豊かな教師

外国語学部の利点は、語学力の向上と留学制度の充実です。教員志望の学生は4年間のうち一度は留学(できれば長期留学)を経験してください。外国語学部では、語学力の向上は勿論ですが、豊かな国際感覚を身につけた高い語学運用能力を有する教師の養成を目指します。

(2) 語学力、授業力、人間力などバランス感覚の優れた教師

語学力だけでは教員にはなれません。熱意・情熱も必要です。教育学の高度な知識も必要です。拓殖大学は教育系大学ではなく総合大学です。外国語学部では、様々な学部の学生、様々な国籍の学生・留学生と関わるなかで総合的な人間力を高めることにより、バランス感覚が優れたコミュニケーション力豊かな教師の養成を目指します。

(3) 常に研究・研鑽し続ける教師

外国語の学習指導要領ほど改訂する度に大きく変わる要領はありません。それだけ外国語教育には時代や社会のニーズが反映されます。教育現場は刻々と変化しています。学部時代もそうですが卒業しても自ら学ぶ姿勢のある教員にならなければ、学校現場の様々な問題点を解決出来るはずもありません。外国語学部では、教壇を去るまで、常に自己研修・研鑽に励み、教育界のリーダー的な存在になりうる教師の養成を目指します。

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