拓殖大学百年史 明治編

創立百年史編纂室ではこれまで百周年記念事業の一環として『拓殖大学百年史 資料編一~六』等を刊行してきましたが、この度これ等の資料を基に『拓殖大学百年史 明治編』を刊行致しました。通史としては拓殖大学80年史以来の刊行となります。
百年史は、『明治編』に引き続き『大正編』『昭和前期編』『昭和後期・平成編』と続けて発行されました。

拓殖大学百年史 明治編 表紙

大学史の意義についてその権威で当編纂室の顧問でもあります寺﨑昌男先生(立教学院本部調査役)は近著(Between2009秋号)のなかで「大学は商品ではない。精神的・学問的共同体であることを本質とする。その大学にとって、特性(アイデンティティー)や存在理由を確かめることは、肝要な作業である。そしてその成果は、教職員、学生、さらには校友も含めた関係者すべてに共有されなければならない。それは『外向け』の作業でない。内側を肥やすための大学改革の一環である」と述べています。
本書を購入ご希望の方は、1,200円(送料別途)にて販売しておりますので、拓殖大学購買会(文京キャンパス及び八王子国際キャンパス)までお問い合わせ下さい。本学学生の方は図書館に問い合わせ下さい。
なお、大正編(1,500円)、昭和前編(2,500円)、昭和後編・平成編(2,800円)につきましても販売しておりますので、お問い合わせ下さい。

お問合せ
拓殖大学購買会(有限会社学園サービス)
文京キャンパス 03-3941-2903
八王子国際キャンパス 042-664-6658

温故知新の格言にならい、本学百年の歴史を通して多くの先人が残した数々の足跡を偲び、良き伝統を醇化(じゅんか)し、古きを尋ね、新しきを本学の歴史の創造をめざして更に堂々の前進を続けなければならないと思う。

(藤渡辰信理事長・総長「序文」より抜粋)

拓殖大学の卒業生は、明治日本の国勢の伸張とともに、台湾、朝鮮、満州の各地に赴(おもむ)いた。多くの場合、それぞれの地域の中央ではなく地方の草の根に入り込み、明治という時代、日本という国家を背負いながらそれぞれの地方の開発のためのひたすらの労苦を重ねた。

(渡辺利夫学長「発刊のことば」より抜粋)

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