拓殖大学百年史 大正編

創立百年史編纂室ではこれまで百周年記念事業の一環として『拓殖大学百年史 資料編一~六』等を刊行してきましたが、この度これ等の資料を基に『拓殖大学百年史 明治編』を四月に刊行致しましたが、この度、明治編に続いて『大正編』が刊行の運びとなりました。
百年史は、更に『昭和前期編』『昭和後期・平成編』も発行されています。

拓殖大学百年史 大正編 表紙

大学史の意義についてその権威で当編纂室の顧問でもあります寺﨑昌男先生(立教学院本部調査役)は近著(Between2009秋号)のなかで「大学は商品ではない。精神的・学問的共同体であることを本質とする。その大学にとって、特性(アイデンティティー)や存在理由を確かめることは、肝要な作業である。そしてその成果は、教職員、学生、さらには校友も含めた関係者すべてに共有されなければならない。それは『外向け』の作業でない。内側を肥やすための大学改革の一環である」と述べています。

本書を購入ご希望の方は、1,500円(送料別途)にて販売しておりますので、拓殖大学購買会(文京キャンパス及び八王子国際キャンパス)までお問い合わせ下さい。

なお、明治編(1,200円)、昭和前編(2,500円)、昭和後編・平成編(2,800円)につきましても販売しておりますので、お問い合わせ下さい。 本学学生の方は図書館に問い合わせ下さい。

お問合せ
拓殖大学購買会(有限会社学園サービス)
文 京キャンパス 03-3941-2903
八王子国際キャンパス 042-664-6658

大正時代の本学は、日本の国勢の伸長に応じて大きく発展し、拓殖大学が拓殖大学たることを世に強く訴えた興隆期であった。(中略)拓殖大学はその教科、研究教育の内容を不断に再編し、海外分校を整備し、卒業生の「海外雄飛」を本格化させていったのである。

卒業生がそれぞれの任地から母校拓殖大学へ寄せた「通信」は、当時の日本にとっても貴重な現地報告である。本書にもその多くを収録した。それらに宿る崇い使命感には胸を揺すぶるものがある。

(渡辺利夫学長「発刊のことば―使命は崇し青年の」より抜粋)

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