生成AI(Chat GPT等)の活用に関する注意喚起について
掲載日:2023年07月24日
在学生の皆さんへ
学長 鈴 木 昭 一
生成AI(Chat GPT等)の活用に関する注意喚起について
標記のことについて、7月13日付で文部科学省高等教育局より「大学・高専における生成AIの教学面の取扱いについて」が周知されたことを踏まえ、現時点での本学としての注意喚起をまとめましたので、以下の通りお知らせします。
1.各種課題の作成、論文やレポートの作成には直接使用しないこと
生成AIを利用して生成された内容をそのまま成果物とすることは剽窃(盗用)に当たります。また、各種課題の作成等に直接使用したことが認められた場合は不正行為とみなします。
生成AIは皆さんのアイデアを代替するものではありません。論文作成や研究においては、ご自身の知識や思考を活かすことが重要です。
2.健全な情報の利用に留意すること
生成AIの情報の正確性や信頼性は保証されておりません。
3.プライバシーと倫理に留意すること
生成AIへの入力を通じ、個人情報等が意図せず流出・漏洩する可能性があります。利用する際には、他人のプライバシーや個人に関わる情報を入力等、不適切な内容の生成や共有を避けるようにしてください。
4.著作権に留意すること
生成AIを利用して生成した文章等の利用により、既存の著作物に関わる権利を侵害する可能性があるため、ご留意ください。
【生成AIの利用例】
学修の補助として活用すること
生成AIは、自学自習においての情報収集等、学修の補助として活用できます。ただし、制限事項に留意し、その情報を文献等で確認することを心掛けてください。
【今後の対応について】
継続的に生成AIの情報収集や学内での議論を行い、教育への効果的な活用を含めた対応方針を検討中です。
〈参考〉文部科学省高等教育局「大学・高専における生成AIの教学面の取扱いについて」
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2023/mext_01260.html