商学部 概要

商学部
人材の育成に関する目的その他の教育研究上の目的

会計・経営・情報・流通・国際ビジネス等の商学の諸分野における実学を身につけ、グローバル化の進むビジネス社会で活躍できる人材を育成する。

経営学科
企業、組織、流通および市場の仕組みやその活動を理解する能力と、経営を実践する能力を修得し、ビジネスの世界で活躍できる人材を育成する。

国際ビジネス学科
貿易、サービス・ビジネス、コミュニケーション、ビジネス英語の各領域における実学を総合的に修得し、国際ビジネスの舞台で活躍できる人材を育成する。

会計学科
ビジネス世界における会計情報の役割および企業法制度の仕組みを修得し、職業的会計人(会計のプロフェッショナル)として活躍できる人材を育成する。

商学部
学士課程教育に関する3つの基本方針

卒業認定・学位授与の方針[ディプロマ・ポリシー]

商学部では、学生が、経営、経営情報、流通マーケティング、国際ビジネス、会計の商学分野における専門的な知識・技能を修得し、さらに、それらの「『知』に基づいた行動力」を身につけることのできる教育を目指している。この目標を達成するために編成された各学科、コースの教育課程を修め、成績評価を経て、卒業時に次のような能力を身につけたと認められる学生に対して、学士(商学)の学位を授与する。

  • 経営、経営情報、流通マーケティング、国際ビジネス、会計分野の専門的知識・技能、及び幅広い教養を身につけ、その知識・技能を活用して問題を発見し、課題を解決する能力。
  • 他者と協働して学ぶ姿勢、そして個人及びチームとしての思考力とプレゼンテーション能力。
  • 世界の社会や文化を理解し、グローバルな現場で活躍するための基礎的なコミュニケーション能力。

経営学科

経営学科は、幅広い教養、コミュニケーション能力、ITリテラシーなどを身につけ、経営学の基礎的な知識を修得したうえ、本学科が設置する「経営」「経営情報」「流通マーケティング」の3コースが扱う専門分野のいずれかについて充分な専門知識と技能、問題発見・課題解決能力をもち、ビジネスの世界で活躍できる人材の育成を教育目標とする。
各コースの卒業認定・学位授与の方針は以下のとおりであり、商学部及び各コースで求められた知識・技能を身につけた学生に学士(商学)の学位を授与する。

経営コース
企業経営に関する歴史、戦略、組織のあり方、人的資源の管理方法、ベンチャー・ビジネス、企業の社会的責任(CSR)など、経営に関する多角的な知識、技能を充分身につけていること。

経営情報コース
経営学に関する基礎知識に加え、ITの進歩に対応した企業経営に貢献し、またIT活用型の事業を行う上でも不可欠な経営情報の分析能力やITスキルを充分身につけていること。

流通マーケティングコース
小売業をはじめとする流通業やサービス業の経営・販売実務、また、製造業などの商品開発や販売促進などのマーケティングに関する専門知識・技能を充分身につけていること。

本学科の教育課程を修め、以上の方針により学位を取得した学生は、製造、金融、卸売、企業向けサービス、小売、消費者向けサービス、行政、非営利団体など、多様な企業や組織で社会人としてのキャリアをスタートし、能力を発揮できる。

経営コース
経営に関する多角的な知識・技能を活用し、企業などの幅広い部門で活躍できる。

経営情報コース
経営情報の分析能力やITスキルを活用し、とくにそれらを必要とする企業、部門、職種で活躍できる。

流通マーケティングコース
流通やマーケティングに関する専門知識・技能により、営業、マーケティング系の部門、職種で活躍できる。

国際ビジネス学科

国際ビジネスとは、ヒト・モノ・カネ・情報、つまり経営資源を、国境を超えて結び付け、組み合わせることで、社会や人々の課題解決や状況改善に貢献し対価を得る活動である。そのような国際ビジネスの舞台で活躍できる人材を育成することこそが国際ビジネス学科の教育目標である。

本学科の卒業認定・学位授与の方針は以下のとおりであり、商学部及び本学科で修得を目指す知識・技能を身につけた学生に学士(商学)の学位を授与する。

  • 貿易・サービスに関連するビジネスの専門知識を充分身につけていること。
  • 英語に代表される実践的な言語運用能力を充分身につけていること。
  • ビジネス・コミュニケーションの知識・技能を充分身につけていること。

国際ビジネスの舞台は、海外だけでなく、日本国内にも広がっている。さまざまな国に存在するチャンスを結び付けることで課題解決や状況改善を行うという国際ビジネスの本質は、ビジネスの現場に留まらず、地方活性化や貧困問題など、さまざまな社会的問題の解決や改善に対しても大きな可能性をもっている。このように、本学科で修得したビジネスの専門的な知識・センス及び外国人とのコミュニケーション能力を活用できる舞台は大きく、さまざまな社会的要請に応えられる。

会計学科

会計に関する専門的知識と技能を身につけ、企業等が作成する各種の会計情報を効果的に利用しながら幅広くビジネス社会で活躍することのできる人材の育成が本学科の教育目標である。

本学科の卒業認定・学位授与の方針は以下のとおりであり、商学部及び本学科で修得を目指す知識・能力を身につけた学生に学士(商学)の学位を授与する。

  • ビジネス社会における会計情報の役割、また企業会計を支える各種企業法制度の仕組みを充分理解していること。
  • 会計分野の専門知識を活かした問題発見能力や分析能力、判断力を充分身につけていること。
  • 国際的視野に立って異文化を理解し、コミュニケーションをはかる能力を充分身につけていること。
  • 高い倫理観と責任感を有し、組織内で多様な人々と協力して業務を遂行できる能力を充分身につけていること。

本学科の教育課程を修め、以上の方針により学位を取得した学生は、公認会計士や税理士などの職業的会計人(会計のプロフェッショナル)のみならず、証券アナリスト、ファイナンシャル・プランナー、国税専門官、企業の財務・経理担当者、企業会計に精通したビジネスマンなどとして、幅広く活躍することが期待される。

教育課程編成・実施の方針[カリキュラム・ポリシー]

商学部では、学生が卒業後、それぞれの進路において、その能力を発揮し活躍するために必要な「経営」「経営情報」「流通マーケティング」「国際ビジネス」「会計」の商学分野における知識・技能の修得のため、次のとおり教育の方針や特徴を有するカリキュラムを編成する。また、学生の能動的な研究・議論・発表やグループでのプロジェクト活動を中心とするゼミナールを通じた学びを重視し、主体性や人間力の育成を目指す。

ア.初年次教育

大学での学修方法の基本や情報関連の技術の修得と活用方法に関する教育を行なう。

イ.教養教育分野

社会生活において、いかなる状況に直面しても動じない強い精神性をもち、物事を多面的に捉える柔軟な発想のもと、自らの責任と判断に基づいて的確な行動をとることのできる人材を育成する。

ウ.外国語学修

  • 伝統的に、世界で活躍する多くの「優れた外国語運用能力とコミュニケーション能力を有するビジネスパースン」を輩出してきた本学部ならではの「英語+第二外国語」教育を実施する。
  • 英語は、ビジネスの現場で必要とされる「ビジネス英語」を中心とする。
  • 第二外国語は、多様な言語科目を提供し、学生の興味やニーズに対応する。
  • 充実した海外留学プログラムによる海外での言語運用能力育成や異文化学修の機会を提供する。

エ.専門教育

  • 1・2年次には学部の基礎科目と各学科・各コース専門分野の基礎科目を、3・4年次では各学科・各コース専門分野の発展・応用科目を学ぶカリキュラム編成により、専門性を核とした体系性と順次性のある教育を行なう。
  • ビジネスの最先端で活躍する経営者等の実務家による講義を取り入れた授業により、ビジネスの実際を学ぶ教育を行なう。

オ.ゼミナール教育

  • 特定の専門分野のより深い知識・技能の学修、及びそれらの成果発表を通じ、論理的思考力や問題解決力の育成、「『知』に基づいた行動力」やリーダーシップ、プレゼンテーションやファシリテーションの能力、さらには、チームとして働く力等を育成する。
  • 学生全員が受講する。

カ.キャリア教育

  • 職業人としての「キャリア」に関わる、基礎的な能力や社会常識、仕事観・職業観、主体的なキャリア形成能力を身につける教育を行う。
  • 職業人としてのキャリア育成のため、国内及び海外の企業等における一定期間の就業体験(インターンシップ)を評価し、単位を認定する。

キ.留学生教育

留学生は日本語の学修に重点を置き、専門科目等の学修便宜を図ることを目的とする「留学生教育プログラム」を導入し、留学生の学修支援を行う。

授業方式は、講義形式の授業方式に加え、アクティブ・ラーニング等を導入し、主体的な学びを経験し、行動力を養うことを目指す。

経営学科

経営学科の「卒業認定・学位授与の方針」を達成するため、2年次選択の経営、経営情報、流通マーケティングの3つのコースを設置し、次のとおり体系性と順次性を重視したカリキュラムを編成して、経営学の基礎的知識と時代の変化に即した実務能力の修得を目指す。

ア.学部基礎科目

商学部の学生全員が学ぶべき基礎科目、そして本学科の3つコースへの導入基礎的な科目を1年次に配置し、商学、経営学を基礎から学びつつ、2年進級時にコース選択による学修を行う。

イ.コース基本科目

1年次から4年次まで、各コースの専門分野の基礎から応用までを学ぶ科目を配置する。1・2 年次に専門基礎的な科目を置くことで基礎力の充実を図り、3・4年次に発展・応用科目を置き、専門知識と技能、問題発見・課題解決能力を段階的、効果的に高める。

ウ.「関連科目」と「自由科目」

3つのコースの専門科目のほかに、経済、会計、法律など、近接する関連領域について学ぶことができ、学際的な性格を持つ経営学を幅広く学べる。

経営コース
経営に関する多角的な知識、技能の修得を目指し、「企業と経営」、「組織とヒト」、「戦略と管理」に分類した専門科目を年次進行に合わせて順次的・体系的に配置する。

経営情報コース
経営情報の分析能力やITスキルの修得を目指し、「経営と情報」及び「ITスキル」の2分野の専門科目を年次進行に合わせて順次的・体系的に配置する。

流通マーケティングコース
「流通」と「マーケティング」に関する専門知識、技能の修得を目指し、この2分野の専門科目を年次進行に合わせて順次的・体系的に配置する。

国際ビジネス学科

国際ビジネス学科は、学部共通カリキュラムに加え、「国際ビジネスの舞台で活躍できる人材」を育成すべく、国際ビジネスに関連する専門知識と実践的なコミュニケーション・語学力を総合的に修得できるよう、次のとおり本学科独自のカリキュラムを編成する。

  • 学修の共通基盤となる必修2科目を1年次に配置する。
  • 国際ビジネスの基本である「貿易」、特に近年グローバル化が進展している「サービス・ビジネス」、英語とコミュニケーション学の両方を学ぶ「コミュニケーション」の3つの分野から成り立っており、3分野に必修科目を配置することで特定分野に偏らない総合力の修得を確保する。
  • ビジネス英語能力を修得するために、本学科では3年次まで必修英語科目を配置する。さらに、本学科独自の選択英語科目を数多く配置することで、学生が求める、より高度なレベル・内容に応じたビジネス英語能力の修得を可能とする。
  • 卒業後、就職を希望する業界に合わせて、3分野の学修の組み合わせの比重を調整できるカリキュラムを編成する。
  1. 貿易・物流業界の企業やグローバルな事業展開をする企業で活躍したいという場合には、「貿易」分野と「コミュニケーション」分野に比重をおいて学修する。
  2. 旅行・観光、金融をはじめとするサービス業界で活躍したいという場合には、「サービス・ビジネス」分野と「コミュニケーション」分野に比重をおいて学修する。

会計学科

会計学科の教育目標を達成するために、学部共通カリキュラムに加え、次のとおり、体系性と順次性を考慮した本学科独自のカリキュラムを編成する。

  • 会計に関連する理論と実践の両面からの学修を重視する。
  • 会計分野の基礎科目(1年次)から、基礎力拡充科目(2年次)を経て、発展・応用科目(3・4年次)へと段階的に、体系的かつ順次性を考慮した学修を可能とする。特に会計分野の基礎科目は、セメスター制の半期集中科目とし、短期間で所定のレベルに到達することができる。
  • 発展・応用科目(3・4年次)には、(ア)会計基準と制度会計、(イ)経営管理と意思決定会計、(ウ)国際会計とその他の会計の3領域にわたる科目を配置し、将来の進路に応じた、国際、環境など多様な側面からの会計領域を学修できる。
  • 会計分野の専門科目の学修と並行して、学際領域である商法(会社法)、租税法及び経済に関する科目を履修することによって、より深い会計領域を学修できる。
  • 会計に関連する資格・検定の取得に役立つ科目を配置する。

入学者受け入れの方針[アドミッション・ポリシー]

ア.入学者に求める知識・技能、意欲・態度

商学部では、学生が商学分野における専門的な知識・技能を修得し、さらに、それらの「『知』に基づいた行動力」を身につけることのできる教育を通じて、グローバル化時代に活躍できる人材の育成・輩出を目指している。そのために必要な、基本的知識・技能、思考力や主体性、協働して学ぶ態度や意欲等を備えた次のような人を求めます。

  • 経営、経営情報、流通マーケティング、国際ビジネス、会計等、商学分野の学修に関心をもち、旺盛な学習意欲をもつ人。
  • 授業はもちろん、目的意識をもって大学での様々な活動に積極的に参加し、自分自身の成長を図ろうとする人。
  • 高等学校で修得すべき基本的な知識、言語運用能力、論理的思考能力及び社会的適応能力をもつ人。

イ.入学者選抜方法

以上のような能力・資質を有する者を入学者として選抜するため、以下の通り審査します。

  • 高校での活動実績や人物を、主に面接・口頭試問を通じて審査する。
  • 筆記試験を通じて学力レベルを審査する。

経営学科

経営学科の教育目標に賛同し、その達成のために必要となる意欲、基礎的な言語能力、数値処理能力、ITスキルなどを養ってきた以下のような人を求めます。

  • 企業経営の知識・技能を身につけ、社会や企業に貢献したいと考えている人。
  • 情報化社会に対応した経営情報分析能力、ITスキルなどを身につけ、社会、企業に貢献したいと考えている人。
  • 流通やマーケティング分野の知識・技能を身につけ、社会や企業に貢献したいと考えている人。

国際ビジネス学科

国際ビジネス学科では、前述の本学部が求める入学者像に加え、本学科の教育目標に賛同し、本学科での学びを通じ身につけた能力を活かして国際社会で活躍したいという強い意欲をもつ人物を求めています。加えて、次のような特徴を有する人を求めます。

  • 貿易・旅行業などに関連する資格を取得し、将来的にその業界で活躍したいと考えている人。
  • TOEICやTOEFLなどの英語資格試験に積極的にチャレンジしてきた人、もしくは入学後チャレンジする強い意欲をもつ人。
  • 海外生活や留学、外国人との国際交流活動の経験を有する人、もしくは入学後、そのような活動に取り組みたいと考えている人。

会計学科

会計学科では、本学科の教育目標に賛同し、会計に関する専門的知識と技能を身につけ、それをもとに、幅広く、ビジネス社会において活躍することを強く希望する人を求めます。さらに次のような特徴を有する人を求めます。

  • 会計情報や職業的会計人の社会的な役割に強い関心を持ち、深く考察してみたいという知的探究心を備えている人。
  • 各種の検定試験へチャレンジしているなど、段階を追った学修ができるだけの基礎的な学習習慣が身についている人。