韓国国防大学校で森本総長の講演会と学生交流会が開かれました | 学生生活 | ニュース一覧 | 拓殖大学

韓国国防大学校で森本総長の講演会と学生交流会が開かれました

掲載日:2017年02月27日

桂太郎塾の韓国訪問時の2月23日(木)、韓国国防大学校で森本敏総長の講演会と学生交流会が開催されました。
これは本学大学院国際協力学研究科の卒業生でもある権泰煥教授が中心となって企画されたものです。

到着後、まず森本総長と国防大学校の金秉祖副総長が歓談。 続いて大講堂において「トランプ政権発足後の北東アジア安全保障と日韓関係」と題し、森本総長の講演会が行われました。

一方、この間、塾生一行は国防大学校の院生たちとの学生交流会に参加しました。 韓国側代表のスピーチに続いて、日本側代表の桐野由美さん(政経学部法律政治学科2年)が「日韓関係の将来」 と題して韓国語を交えながらスピーチしました。 桐野さんは「日韓間に横たわる政治的課題を解決することは簡単ではない。 日本には日本の、韓国には韓国の国益があり、日本人が日本の国益の上に立って主張をする、 韓国人が韓国の国益の上に立って主張をするのは当然のこと」と指摘。その上で、「『反日』や『嫌韓』では何も生まれない。 まずは互いの『違い』を理解していくことが大切であり、そのためにも民間交流を拡大させていく必要がある」と述べました。

その後のディスカッションでは「GSOMIA(軍事情報包括保護協定)をどう評価するか」 「トランプ政権発足後の日韓間の安全保障協力はどうあるべきか」といったテーマについて活発な討論が展開されました。 とても充実した一時でした。

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金副総長と歓談

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森本総長の講演会

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スピーチをする桐野さん

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ディスカッションの様子

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参加者全員で記念撮影