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増田寛也元総務大臣らが講演しました

掲載日:2017年12月22日

今年度桂太郎塾の授業も残り僅かとなりました。

12月9日(土)は元総務大臣で前岩手県知事の増田寛也講師が「地方創生の課題と展望」と題して、お話ししました。増田講師と言えば「2040年までに全国896の自治体が消滅する可能性がある」という衝撃の内容で、ベストセラーにもなった『地方消滅:東京一極集中が招く人口急減』(中央公論新社)の著者としても知られています。増田講師は「まちづくりは行政任せではなく、住民自らが主役となって参加しなければ実のあるものにはならない」と指摘。その上で「地方は『プチ東京化』している。これでは地方の個性や魅力が失われてしまう。外から来た人に対して『いつでも、どこでも、誰にでも』のサービスではなく、『今だけ、ここだけ、あなただけ』のサービスを提供し、それを極めることが必要」と語りました。

16日(土)は弁護士の塩本宗義講師が「法律家の使命:私の原点と歩み」をテーマに講演しました。塩本講師は若干31歳。弁護士を志した理由、そして司法試験に合格するまでのサクセスストーリーを語り、「桂太郎塾にはリーダーを志す人たちが集まっている。リーダーとは『社会を良くすること』を使命とし、『他者の利益に奉仕する存在』である。私利私欲を貪るような人間はリーダーにはなれない。結果を出し、周りからの信用を積み重ねながら、誰からも信頼されるリーダーになってほしい」と述べました。

桂太郎塾は来年1月20日(土)に卒塾式を迎え、その後、数回の事前研修を経て、最後の締め括りとして2月下旬に韓国で海外研修を行います。

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塩本講師

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増田講師