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『満洲国留日学生の日中関係史-満洲事変・日中戦争から戦後民間外交へ-』浜口裕子(政経学部教授)著

掲載日:2015年10月27日

『満洲国留日学生の日中関係史-満洲事変・日中戦争から戦後民間外交へ-』浜口裕子(政経学部教授)著 本書は満洲国の対日政策をふり返り、かつての満洲国留学生の実態を追うことで戦前から戦後の日中関係史を再考したものである。
彼等は、戦時中は満洲国の、戦後は社会主義中国の対日政策において一定の役割を果たすことを期待された。本書では具体的例として存命の証言者である韓慶愈氏と戦後中国の対日政策を担った政治家として有名な孫平化氏を中心に、満洲事変から日中戦争、終戦を経て戦後の日中国交正常化に至る日中関係を描く。
韓と孫は終戦を挟んで一方は日本に残り、一方は中国でそれぞれ戦後の対日政策の担い手として活躍した。かつての満洲国留学生は、戦時中は日本の大陸政策に、戦後は国共内戦や中国の文革に翻弄されながらも、戦後中国の対日政策に大きな役割を担う。二人の足跡を追うことを軸として、変転する日中関係史を日本と中国の両面から捉え、新たな相貌を浮き彫りにする。

出版社 / 発行

勁草書房/2015年10月25日

著者

浜口裕子 (拓殖大学政経学部教授) 浜口裕子(はまぐち ゆうこ)
拓殖大学政経学部教授。慶應義塾大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士課程修了。法学博士。亜細亜大学講師、文化女子大学助教授、等を経て、2004年4月より拓殖大学政経学部助教授、2005年4月より同学部教授。
主たる著作に『橘樸と中国』(共著・山本秀夫編、勁草書房、1990年)、
『アジアのなかの日本と中国-友好と摩擦の現代史-』(共著・増田弘・波多野澄雄編、山川出版社、1995年)
『日本統治と東アジア社会-植民地期朝鮮と満洲の比較研究-』(勁草書房、1996年)、
『橘樸 翻刻と研究-『京津日日新聞』-』(共編書・山田辰雄・家近亮子と共編、慶応義塾大学出版会、2005年)その他