麻しん(はしか)・風しんの感染拡大防止について

2012年から大人の風しんの報告数が急増しており、特に首都圏に集中しています。

患者の7割は男性で、うち20代~40代が8割を占めています。この世代の男性は定期的なワクチン接種を受けていないことや風しんに自然感染する機会が乏しかったため、風しんの抗体をもっている人が少ないことが流行の原因となっています。
麻しんや風しんは特別な治療法はなく、つらい症状を軽減するための処置(対症療法)が行われます。
個人でできる唯一有効な予防方法は、手洗い・うがい・咳エチケットの他に予防接種を受け、免疫をあらかじめ獲得しておくことです。
麻しんや風しんににかかったことがない、予防接種をしたことがない、または1回しか接種していないという人は、速やかに予防接種を受けることをお勧めします。
万が一、麻しんまたは風しんにかかった場合(疑いも含む)は登校を停止して、感染拡大防止に努めてください。

麻しん・風しん対策フローチャート

画像をクリックするとPDFで見ることができます

麻しん(はしか)

症状

風邪様症状(発熱、咳、鼻水など)のあと高熱(39℃以上)、発疹

潜伏期間

10~12日間

感染経路

空気・飛沫(咳やくしゃみなど)感染

合併症

中耳炎、肺炎、脳炎など

登校停止期間

学校保健安全法により、解熱後3日を経過するまで

感染者年齢内訳

20~30代成人→42%

風しん

症状

発熱、発疹、リンパ節の腫れ

潜伏期間

2~3週間

感染経路

飛沫(咳やくしゃみなど)感染

合併症

妊娠初期(胎児にも感染)→先天性風しん症候群(心臓病・白内障・聴力障害など)

出勤停止期間

学校保健安全法により、発疹が消失するまで

感染者年齢内訳

70%以上が男性、20~40代男性→約80%

記憶に頼ることなく、母子健康手帳で調べるなどして、確実な情報を基に判断してください。

「麻しん・風しん対策フローチャート」を参照してください。

麻しん・風しんにかかったことがあるかどうかはっきりせず、確認のしようがない場合は予防接種前に血液検査(抗体検査)で免疫の有無を確認することもできます。もし、これまでに麻しん・風しんにかかったことがある、または過去に予防接種によってすでに免疫を持っている場合でも、再度予防接種を受けることで特別な副反応がおこるなどの問題はありません。追加接種することで麻しん・風しんに対する免疫をさらに強化することが期待されます。

抗体検査や予防接種を受ける際の回数・スケジュール等についての詳細は、医療機関に相談してください。その他、不明な点がありましたら医務室(文京:内線1750、八王子:内線2168)にご相談ください。

麻しん・風しんに関する情報

厚生労働省HP 麻しん・風しん

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou21/

麻しん・風しん対策フローチャート
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