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「ムスリムディッシュ」講習会の実施について

掲載日:2017年02月21日

2013年より、開催しています「ムスリムディッシュ講習会」(今回で第5回)を昨年の7月開催に続き、 今年は、2月15日(水)に本学イスラーム研究所所長森伸生教授より、 「ムスリムディッシュ」とハラールに関する講習並びに調理状況の確認が実施されました。

「ムスリムディッシュ」とは、イスラーム教徒(ムスリム)の皆さんが安心して食事ができる様に学生食堂のコックの方々がイスラーム教徒では ありませんがハラールの基礎的な知識や ハラームに関しての講習を受け可能な限りイスラームの教えに沿った対応をすることを心がけて調理をしている メニューです。

今回は、文京キャンパスB館学生食堂、八王子国際キャンパスの第一学生食堂、第二学生食堂、グランエターナカフェ(カレッジハウス扶桑:学生寮)、 第一高等学校カフェテリア、有限会社 学園サービス(購買会)など約20名のコック・社員の皆さんに参加を頂きました。

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講習を受講する各学生食堂の皆さん

学生の皆さんの宗教を確認することはありませんが、ムスリムの方々の7割はアジアに住んでおり、インドネシア2億人、マレーシア1700万人、フィリピン470万人、タイ400万人、シンガポールに 27万人と言われ、本学ではこのような国々の他にもサウジアラビア王国、セネガル共和国、トルコ共和国、などのイスラーム圏の学生が多く在籍しています。
今後も多くのイスラーム教徒(ムスリム)学生の方々に安心して食べて頂くと共に他の宗教である学生の皆さんにも「HALAL」という異文化への理解を深めていきたいと思います。


1時間ほどの内容で本学のムスリムディッシュやハラールに関する基礎的知識を講習しました

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調理場所、調理器具、食材などを確認する森 教授

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調理されたムスリムディッシュを試食

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講習会終了後は、グランエターナサービス(株)より無償提供頂きました「ムスリムディッシュ」の試食を皆さんで行い、情報交換交流も行って頂きました。 ※通常の提供ではお皿、フォークなどは、ハラーム食材で使用した食器と一緒に洗浄出来ませんので、 テイクアウト用を使用しています。

『ムスリディッシュ』について