イスラーム研究所公開講座

タフスィール(クルアーン解釈)公開研究会のお知らせ

2020年4月吉日

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イスラームの原点であるクルアーンの理解を深めるための拓殖大学イスラーム研究所タフスィール研究会は、今年度でいよいよ15年目を迎えます。今年度も引き続き、クルアーンに興味のある方ならどなたでも参加できる公開研究会という形式をとり、参加者を募集します。今年度は5回開催し、毎回一人の発表者が担当します。

研究会の趣旨

イスラームの啓典「クルアーン」は、ムスリム(イスラーム教徒)の行動の原点です。ムスリムは行動の正当性をクルアーンの解釈の中に見出し、さらに、政治、経済、文化など社会生活のすべてにおいても、その正当性をクルアーンの解釈の中から導き出してきていると言っても過言ではありません。そのためイスラーム誕生の当初から、ウラマー(イスラーム学者)は様々な角度からクルアーンの解釈に挑戦し、1400余年の歴史と広大な版図の中で、多くの解釈書が著されてきました。

現代のイスラーム研究者にとって、クルアーンがどのように解釈されてきたかを知る事は、イスラームの理解にも、イスラーム社会の現象を理解する上でも欠かせません。しかしイスラーム世界のウラマーによって書かれたクルアーンの解釈を解明していくためには、アラビア語はもちろん、イスラーム学の素養が必要となるため、イスラーム圏においてイスラーム諸学を修めた研究者の協力を得てその機会を得る事ができました。今後も年次を追って、研究会を積み重ねていくことによって、日本におけるイスラーム理解の基礎を確立していくことができると考えています。

研究方法

クルアーンの中でも特にムスリムが毎日の礼拝のたびに口にする第1章の「開端(アル・ファーティハ)章」(7節)とムスリムの日常生活に関わりの深い規定が多数記述されている第2章「雌牛(アル・バカラ)章」(286節)の解説を取り上げた第1回(2006年)から、順調に回を重ねて、10年目には、第14章「イブラーヒーム章」(52節)、第15章「アル・ヒジュル章」(99節)および第16章「蜂蜜章」(128節)、11年目には第17章「夜の旅章」(111節)、第18章「洞窟章」(110節)、12年目には第19章「マルヤム章」(98節)、第20章「ターハ章」、13年目は、第20章「ターハ章」の99節~135節と、第21章の「預言者章」(112節)98節、14年目には、第22章「巡礼章」(78節)、第23章「信者章」(118節)、そして15年目になる今年度は、第24章「御光章」(64節)、第25章「信者章」(1~24節)を古典的な解釈書、現代的な解釈書を合わせて読んでいきます。

回数

新型コロナウイルス感染症の拡大が国内外で続いている状況を鑑み、今年度の開催は中止します。

対象

可能な限り、年間を通じて研究会に参加できる人

研究メンバー

  • 森  伸生 イスラーム研究所長
  • 柏原良英 イスラーム研究所客員教授
  • 武藤英臣 イスラーム研究所シャリーア専門委員会委員長・研究所名誉教授

年度登録費

初回参加時に 登録費として1,000円 (初回参加時にお支払いください)

参加希望者は、FAXで申込用紙をご送信下さい。

  • 送信先: 拓殖大学 学務部研究支援課
  • FAX : 03(3947)7265

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FAX申込用紙

研究会についてのお問い合わせ
拓殖大学イスラーム研究所
TEL(03)3947-2418 (平日 13時~17時)
イスラーム研究所 オリジナルサイト