海外研修で韓国を訪問
掲載日:2017年02月27日
2月21日(火)から24日(金)まで、桂太郎塾の海外研修が行われ、韓国を訪問しました。
22日(水)、私たちは専用バスに乗って朝鮮半島における南北分断の象徴である「板門店」へ向かいました。
車内では数年前に北朝鮮からタイ経由で韓国に亡命したという女性からブリーフィングを受けることができました。
検問所で2回のパスポートチェックを受け、軍事境界線上にある南北間の対談場「軍事停戦委員会本会議場」へ。
ここは唯一、北朝鮮内に足を踏み入れることのできる特別な場所です。南北分断の現実と緊張感を肌で感じることができました。
この日の夜は森本敏総長とも合流し、本学学友会韓国支部の皆様と懇談。焼肉を楽しみました。
23日(木)は、朝鮮戦争時に韓国側の第1軍団長として指揮を執り、32歳の若さで韓国初の陸軍大将となった
「朝鮮戦争の英雄」こと白善燁将軍と面会しました。白将軍は退役後、台湾、フランス、カナダの大使を歴任し、朴正煕政権で交通部長官を務め、
知日派としても知られており日本から勲1等瑞宝章を受けています。
今年97歳となる白将軍は「国際主義を掲げる拓殖大学は世界平和と日韓親善に大きく貢献してきた。
これからの未来の担う皆様の活躍を期待している」と流暢な日本語で応じて下さいました。
通常の観光旅行では味わえない中身の濃い内容で、多くの収穫を得ることができました。

板門店

軍事停戦委員会本会議場

自由の橋

本学学友会韓国支部の皆様と

白将軍と面会

白将軍を囲んで

戦争記念館