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元環境大臣の細野豪志衆議院議員が講演しました

掲載日:2017年07月24日

7月22日(土)、文京キャンパス国際教育会館F303教室にて、民進党の細野豪志衆議院議員を講師に迎え、「日本政治の課題と展望」と題し、 桂太郎塾の講義が行われました。元防衛大臣の森本敏総長・塾長とは、同じ野田佳彦第2次改造内閣で環境大臣を務め、東日本大震災における福島第一原発事故の収束、再発防止に尽力されました。

「1993年頃の政界再編劇、阪神・淡路大震災の時に災害救援ボランティアに参加したことがきっかけで政治家を志した」という細野講師は、 28歳で初当選して以降の歩みを振り返り、有事法制を始め自らが取り組んだ政治課題について述べ、さらに、迷走を繰り返した日米関係、「政治主導」の失敗と、民主党政権が国民の期待に応えることができなかった理由に関してもエピソードを交えながら解説しました。その上で、「私は二大政党制を志向している。現実路線を敷き、国の根幹に関わる外交・安全保障政策では同じ土俵に立つ2つの大きな政党が容易に政権交代できる体制が必要。民進党は、そのような政党になれるかどうか。ぜひ注目してもらいたい」と語りました。

質疑応答では「自民党と民進党の対立軸とは何なのか」「野党共闘をどう評価するか」「細野先生を中心とした新党結成の可能性はあるのか」 といった答えに窮するような厳しい質問も出ましたが、細野講師は丁寧に答えて下さり、 終了予定時間を大幅にオーバーするほど活発な講義となりました。

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細野講師

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細野講師を囲んで