桂太郎塾 学内講師による講義を行いました

掲載日:2018年07月12日

7月7日(土)午前は本学海外事情研究所所長の川上高司教授が「真の国際人になるには」をテーマに講義しました。学者を志すきっかけ、学生時代の学習方法、アメリカ留学を経てシンクタンクに勤務し、その後、大学教授になるまでの歩みを、ユーモアを交えながら語りました。その上で、今のうちにすべきこととして「四書五経を始めとする古典を読む」「一流の人に触れる」「留学生との交流など毎日のように英語に接し休暇中は海外に出る」の3点を挙げ、「自分の憧れとなる人を見つけよう。その人の真似をすることで、その人に近づける、あるいは、それ以上の人物になれる」と述べました。

午後は新日本製鐡代表取締役副社長や公立大学法人北九州市立大学理事長を務めた本学の阿南惟正理事が「リーダーに求められるものとは何か」をテーマにお話ししました。阿南理事は新日本製鐡に勤務していた頃の上司である大分製鐵所の相原満寿美初代所長の「管理者は組織の太陽であれ」という言葉を紹介。その上でリーダーの心構えとして「目標を明示する」「率先垂範する」「変化に対応する姿勢を持つ」「部下の立場に立って考える」「教え育てる努力をする」の5点を示し、リーダーの在るべき姿とは何かについて解説しました。

川上教授

川上教授

阿南理事

阿南理事