桂太郎塾 後期授業がスタートしました

掲載日:2018年10月10日

桂太郎塾第10期の後期授業がスタートしました。

9月22日(土)午後は毎年恒例の「修了生講話」が行われ、第1、2期生・フェローの田中学さん(国際学部/平成22年度卒業生)が講師を務めました。田中さんは高校卒業後、日本一周の歩き旅をし、25歳で本学に入学。「学び甲斐のある大学を探して拓殖大学を選んだ」と言います。

卒業後は営業や個人事業としてのネットビジネスを始め様々な職種に就き、この間、コーチングのノウハウを磨いて今年5月、スマイルズ合同会社というコンサルティング会社を設立しました。会社名の「スマイルズ」とは、桂太郎塾入塾の際の課題図書だった『自助論(Self-Help)』の著者であるサミュエル・スマイルズから取ったと言います。以後、「座右の書」となったそうです。「『桂太郎塾に帰って来る時は講師として』という思いを持ち続けてきた。それが実現できて感慨無量」という田中さん。「目標というものは手が届きそうで届かないところに設定しなければならない。自分に負荷をかけることで成長できる」と述べ、塾生たちにエールを送りました。

10月6日(土)は元JICA(国際協力機構)ウルグアイ事務所長でトリニダ代表の佐藤義勝講師を招いてワークショップ「環境国際会議」を行いました。佐藤講師は、かつて青年海外協力隊の「音楽隊員」として南米のボリビアに赴任。バイオリン指導に努めたこともあります。

午前中の講義では「グローバリゼーションとグローバルイシュー」と題し、日本の近代化、国際化の流れを包括的に解説。午後からは経済力、軍事力、技術力、労働力に差のある「先進国」「BRICs」「途上国」、そして「国際連盟」の4グループに分かれ、自分たちの社会的基盤を整備しながら国家建設プランを作り上げるというワークショップを楽しみました。

田中講師

田中講師

佐藤講師

佐藤講師

環境国際会議の様子

環境国際会議の様子