山口県萩市で夏季合宿研修が行われました

掲載日:2019年08月20日

毎年恒例となった桂太郎塾の夏季合宿研修が8月6日(火)~9日(金)まで、桂太郎公爵生誕の地である山口県萩市で行われました。今回で11回目となります。

吉田松陰を祀る松陰神社では、正式参拝の後、桂太郎塾が究極の目標とする松下村塾に入室し、上田俊成名誉宮司による講話を受けました。松陰は正面の床の間を背にして講義を行うのではなく、門下生たちと輪になり、討論形式で講義を進めたと言います。松陰や門下生たちに思いを馳せながら、学ぶことの尊さを再確認する機会となりました。

萩博物館では平岡崇学芸員による解説を聞きながら、桂公爵愛用の遺品、書簡、写真に触れ、桂公爵旧宅においては全員で桂公爵銅像に向かって校歌を斉唱し、後期に向けての決意を新たにしました。

旧萩藩校明倫館の跡地に立つ「萩・明倫学舎」では、木造校舎ならではの懐かしい教室に入り、古き良き昭和の雰囲気を楽しみ、さらに、萩焼作家でもある学友会山口県支部の守繁徹元支部長の萩焼窯元「蓮光山」にて素焼きの湯呑みへの絵付けを体験し、それぞれ座右の銘などを書き込みました。

野村興兒前市長が学長を務める至誠館大学では、インターンシップで来日中の台湾国立高雄科技大学の学生9名も交え、「桂太郎と萩・台湾をつなぐ」学生交流の集いと題する交流会を開催しました。桂太郎塾塾生が「桂太郎と台湾、そして拓殖大学」、至誠館大学学生が「日本の近代化胎動の地・萩」をテーマにプレゼンテーション、さらに国立高雄科技大学学生が日本語でインターンシップ報告を行い、桂太郎・萩・台湾の3つをキーワードに交流を深め、その後の懇親会では食事をしながら楽しい一時を過ごすことができた。

今回も学友会山口県支部、特に守繁元支部長と森田宗和支部長の多大なるご支援とご協力を賜りました。この場をお借りして心から感謝申し上げます。

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松陰神社

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松下村塾

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桂公爵旧宅

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絵付け体験

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森本総長の挨拶

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学生交流の集い