後期授業がスタートしました

掲載日:2019年10月07日

桂太郎塾第11期の後期授業がスタートしました。

9月22日(土)午前は森本敏総長・塾長による「塾長講話」が行われました。森本総長・塾長は戦後最悪と言われる日韓関係、経済・安全保障いずれの面でも対立状態にある米中関係を中心に昨今の国際情勢と日本の対応について最新情報を交えながら説明しました。

午後は毎年恒例の「修了生講話」が行われ、第3、4、5期生・フェローで、東日本銀行に勤務する久高拓也さん(商学部/平成25年度卒業生)が講師を務めました。ご両親も本学卒業生という久高さんは「名前の『拓也』も拓殖大学の『拓』に由来する」と言います。久高さんは桂太郎塾で学んだこととして①学びの面白さ、②「真似ぶ」ことの大切さ、③人の意見を素直に聞き入れる柔軟性を挙げ、「これらは銀行マンとなった今、大いに活かされている」と述べ、さらに「社会人になっても勉強は続く。この桂太郎塾で学ぶことの楽しさを知ってほしい」と語りました。 10月5日(土)午前中は、女性牧師として大変稀有な日本福音ルーテル本郷教会牧師の後藤由起講師が「ルーテル教会と宗教」と題してユダヤ教とキリスト教の歴史、そしてルーテル教会の活動について講義しました。後藤講師は、堅いイメージのある宗教を身近な例を用いながら軽快なトークで解説されました。

この日の午後は課外授業としてトルコ共和国大使館所属東京ジャーミーイ(モスク)を訪問しました。東京ジャーミーイでは、見学ツアーに参加し、モスク見学やイスラーム教についての説明を受けました。ツアー後には、東京ジャーミーイのイマーム(宗教指導者)のチナルムハンメット師とお会いしました。塾生からイスラーム教やジャーミーイの活動に関する質問が飛び交い、チムルムハンメット師は通訳を交え丁寧に答えて下さいました。

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森本総長・塾長

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久高講師

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後藤講師

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東京ジャーミーイ訪問